2017.12.18 Monday
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ONE VOICE笑っていれば、イイコトあるよ
* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE * Don't love me for who I am. Love me for who I can be, and I'll be that person for you. 2008.08.17 Sunday
齢23にして毎日すっぴんで会社に出かけていく女性が世の中どれくらいいるのか知りませんけれども、私はすっぴんです。髪の毛も今まで染めたりおしゃれパーマをかけたりしたこともなく、朝起きて大爆発の頭をひとつにまとめてそのまま出ます。ムースもなし。ワックスもなし。そこにきて服装までラフ。自分に自信があるかどうかなんてくだらない問題ではなく、私にとっては単純に朝起きる時間と手間隙の問題です。気が楽。
CAに比べると、NYの皆さんはおしゃれさんが多いです。奇抜と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど、自分にしか出来ないスタイルを追求している。それは何ともかっこいい。これが理解できないようじゃアンタもそれまでね、といわれているような、無言の主張があるわけです。要するに、自分がよければ何でもいい。だからこそ、どすっぴんにおしゃれのかけらもないタンクトップに素っ気無いジーパンでも、100万ドルのドレスを着ているのと同じくらい、その中身は堂々とした自分でいさえすれば、それはスタイルなわけで。削ぎ落としたい感じです。どうでもいいものはとりあえず排除したい。最終的に残るのが、自分らしさの証明であるのなら、別に裸でもいいくらい。 私の中高時代は誰のそれとも同じように波乱とドラマに満ちていて、社会の波に翻弄されているのに、来ては引いていくその潮の流れに、あまりにも巻き込まれすぎて正直何がどうなっているのか分からなかった部分はたくさんあると思う。たぶんゆとり教育の前の前の世代くらいに当たると思うんだけど、個性というものをアピールしたくてたまらなかった人たちが固まっていた世代。 髪の毛を染めてみたり、ピアスを開けてみたり、スカートを物凄く短くしてみたり、ルーズソックスとかはいてみたり。制服vs個性、という構図が出来上がっていた世代。 いい子でいることが大好きだった私は、その戦争からずいぶんと離れて永世中立国よろしく自分のテリトリーを必死に守っていたけれども、あの頃から今まで変わらずに分からないことといえば、一般的に個性と称されるものの真実だと思う。 髪の毛なんて染めてしまえば誰だって茶色になるのに、それのどこら辺が個性なのだろう? 人はひとりひとりみんな違うでしょう。 だけどそれは生まれたときについてきた特典であって それじゃあ一人ひとりが違うことはスタートラインでしかない。 みんなとどう違うのか、どう自分が自分だけなのか それが、それこそが私が生きて証明しないといけない自分らしさのはずで。 誰とも違う自分でいたい。だけど誰かとどこかで繋がっていたい。 自分の道を突き進むかっこよさが欲しい。だけど視野の狭い人間にはなりたくない。 自分の意見を言える人間でいたい。だけど独りよがりだとは思われたくない。 努力の人間でありたい。だけど才能を信じられる人間でいたい。 強い人間でいたい。でも優しくしてほしい。 器の大きい人間でいたい。だけどこだわり続ける人間がいい。 夢を追いかけたい。だけど現実も見られる自分でいたい。 私の中にある自分らしさは、この全てを満たしたい欲求で切羽詰っていて、だけれどそれは不可能で、不可能だけれど挑戦したい気持ちばかりがとてもとてもたくさんあって。どこで妥協して、どこでこだわり抜いて、そのバランスが作っていく人間像が、きっと私の思う個性。そしてそれは、髪の毛を染めたり、ピアスをあけたりするくらいでは、きっと証明されない。 証明することに何の価値があるのかも分からないけれど、 私はそれができなければ、きっとバラバラになって消えてなくなってしまいそうな気がしている。 パチパチする | 1/1PAGES |
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