2017.12.18 Monday
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ONE VOICE笑っていれば、イイコトあるよ
* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE * Don't love me for who I am. Love me for who I can be, and I'll be that person for you. 2008.12.31 Wednesday
お疲れ様でした。長かった! いえ、ホントに。10話が異様に長く感じたのは、私だけですか? こういうステレオタイプ的なことを言うのは好きじゃないし、ひょっとしたら私のフォーカスがずれてしまっているだけかも知れないのですが、やっぱり言いたいことなので、言わせていただきますね。
単発連続問わず、日本のドラマって、致命的なまでに「崖の上に追い詰められた犯人の自白シーン」が長いよね(爆)。 今回は崖の上ではなかったし、犯人だけが喋っていたわけじゃないけど、やっぱりどうしてもくどくって、何も無理して1時間15分とかにしなければ良かったのに、と思ってしまいました。それかもうちょっと柏原が犯人だということを確信するまでに時間をかければよかったのだと思う。いやもう、功一っちゃんもかしさんも、くどくど長いのなんのって。しかも柏原さんあのタイミングだったら絶対死ねるし(苦笑)。アメリカドラマの「お前が犯人だ!」「だって金がほしくって」「なんだとてめぇ! ぶっ殺してやる!」ドーンドーンバーン! エンディング。という(笑)分かっていることはいまさら何度も繰り返さないというアッサリ風味に慣れているので、ちょっと胃もたれしちゃった。アメリカドラマが一概に良いとはちっとも思いませんが、やっぱり一言で全てのカタをつけられる脚本の強さ、潔さっていうのは、あると思う。内容よりテンポを命にしているプロダクションが多いせいかもね。 それから、日本のドラマって、よく登場人物が整列するんですけど、そこが私はどうにもおかしくってしょうがなくって(苦笑)。魔王のときも、警察の皆さんが芹沢の後ろに隊列よろしく並んだときがあったんですが、今回有明のみなさんが横一列に並んだところが面白くって、せっかくいいところなのに一人でグフグフ笑っちゃった(すみません)。あれって今思ったんだけど、ひょっとして必要なカット数を減らすための苦肉の策なの? 登場人物がそのシーンでばらばらの地点に立っていると、それぞれ別に撮影しないといけないので、余計に時間がかかるんです。それを横一列に並ばせてしまえば、真正面でも横からでも一発で全員を映すことが出来る。カメラのセッティングも、照明の移動も、その分時間を減らすことが出来るわけなんですが、ひょっとしてそのためにみんないちいち並んでるのかな? これは私の完全な憶測ですが、もしそうだったらそれってヘボい。 先週から続き、戸神邸での初めの15分はスリルいっぱいで楽しかったです。柄本明さんてやっぱり、つい聞いちゃうんだよね。つい見ちゃうし、こっちもつい必死になっちゃう。引力って感じ(分かりにくい)。屋上のシーンも、滑り出しは良かったんですよ。ニノはネクタイ緩めたらいいのにとか思ってたくらいで(笑)。功一はネクタイ緩めても良かったよね。ただ歩いて屋上までいったあの道のりがなんか不自然だった気がしないでもないけれど(なんか、ただ夜にしたかっただけって気がした)、交錯する記憶と駆け巡る想いの中で、あんなに首が絞まったまま無言で歩ける人間だったんだな功一って。まぁ、15年も待ったんだもんね、たかが2時間3時間、そんなもんか。 二宮さんは何だかんだ言ってやっぱりその気になれば永遠に17歳になれるんだなぁと思っていました。功一が悔しくてちょっと唇を突き出すとね、小学6年生に戻れるんだよね。三浦さんと比べると、やっぱりニノって青臭くて(褒めてる)。あの場面はそれでとても良かったんですが、あそこまで差が出るとは思っていなかったのでビックリしました。演技とかどうとかではなくて、やっぱり年の功って纏う雰囲気に出るんですね。白髪の多さとか、顔に刻まれる皺の深さとかでしか感じられない貫禄ってものはあると思うんだな。それはやっぱり苦労というより苦節を浮き彫りにするもので、そういう意味で柏原のキャスティングは演技力も見た目も妥当だと思いました。三浦さんかっこよかった。 憶えてますよね? と言いたげに、つい40分前にしつこくもう一度、「ぶっ殺そうな」って言った本人が、犯人が柏原だったというだけで、「あんたには・・・生きてもらう」と言い出して「ええー!」となってしまった私ですが(苦笑)、だけど何に驚いたかって、その後功一が銃を投げ捨てたとき。いま思い出しても面白い。叩きつけられた拳銃がスっ飛んでいくというのに画面からはドラマチックに音のひとつもなりませんでしたが。危ないよ!(笑) 自分でさっき下ろしたでしょ撃鉄!(爆笑)私は完全に頭のネジが飛んで枕を叩きながら笑い続けておりました。暴発しちゃうよ、そんなことしたら(爆)。いやーあっはっは。 以下、なんとなく総括。 音楽というか音響が私今回とても好きで(挿入歌の選択を除いて)、静かだけど、きちんと盛り上げ役で、例えば功一が傘の柄に気付いたときの繰り返される小石の音とか、震える腕時計の煩すぎる音とか。魔王とうって変わって、きちんとサスペンスって感じがした(魔王ってサスペンスだったの?)。どこかのReviewで言いましたが、照明さんも素敵でした。お疲れ様でした。 錦戸くんは、何も知らずに初めのほうボーっと見てて失礼しました。偉そうなことを言えば、怒鳴り声に色をつければもっと幅が広くて素敵な役者さんになると思いました。でも見ているだけで良い思いをさせてもらいました。ありがとう。がんばった人たちは、設楽さんと戸田さん。設楽さんはがんばりが一言一言伝わってくるから(苦笑)。戸田さんは10話でバリエーションのなさがばれちゃったところが残念だったので、あ、いままで凄くがんばってたのね、という意味で。私は戸田さんはコメディーがいいと思う。無理にいろんな役に手を出さないで、出来るところを掘ってったら素敵な女優さんになると思うんですが。だけどこのシリーズ、いちばんがんばったのって、中島さんだと思う(真剣)。あの役をめげずにやり続けた彼女は凄いと思うよ(苦笑)。存在価値を問いかけたくなったのは、私たち以上にご本人だと思うので。お疲れ様でした。 要さんは万歳。ニノは言うまでもなく。 演出のお二人をはじめProductionにかかわった皆さん。 客席のみなさま。 2008年、ドラマ納めです。 お疲れ様でした。 パチパチする 2008.12.29 Monday
肝心なところであるべき感情の葛藤が大量に欠落したエピソード。落胆の度合い的にちょっと辛いものがありました。
ストーリー展開そのものには中だるみもなく、一時間を存分に使ったハラハラドキドキの数々で、まさによく出来たサスペンスだったと思います。だけど出鼻でストレートパンチを食らってしまった私はなんだかちょっと萎れてしまい、残念なことに人間模様にはもはやあまり興味を持てなくなってしまった。功一という人間像が、私のなかで完全にピントを失ってしまい、もうどう感じて見ていたらいいのか、と途方にくれてしまったのです。しょうがないから、額面どおり、誰が犯人なのか、それをどうやって突き止めていくのか、という非常に浅瀬部分だけで物語の進展を追っていました。まあ、それだけで十分楽しめるのは、原作を読んでいないからこそだと思います。よかった。読まなくて(笑)。 先に言いたいことを言いますね。 ピルの屋上での、有明功一と柏原のシーン。 功一の言っていることの内容としては、これが例えば功一とおはぎさんとの会話とか、仮にどっかのどうでもいい刑事に詐欺で捕まって行われる供述とか言い訳とかだったら、おかしくないのかもしれません。だけど功一と柏原の会話として、せりふも、演技が表現する感情も、絶対的に納得がいかない。 「身寄りがなくて、誰も信用できなくて」と言う功一が、言っている側からそう簡単に柏原を信用して、すべてをありのままに話すという根拠がぜんぜん分からない。生きるために詐欺を働いたという、壮絶な内容の告白のわりに、その告白そのものは盲目的な信頼から行われているという矛盾。だって、この話が始まる前まで、柏原と功一はなんの連絡も取ってなかったわけでしょう? その上、アリアケ3!とはしゃいでいた本人が、心変わりの素振りもなかったのに突如「俺だけならともかく、弟や妹まで」と言い始めたら私たちは仰天してしまうし、「犯罪者」と万感をこめて口にしてみても、功一が後悔なんてしていないことを私たちは知っているので、なんでそんな変なところでウソをつくのかがよく分からない。そんなこと言ってまで自分をよく見せるくらいなら、そもそも詐欺のことを馬鹿正直に話す必要もないわけです。それこそ舌先三寸で、上手い具合に柏原を味方につけることくらい、功一なら出来るはずだ。なんてったって、最終的に柏原は刑事なわけだから、「被害者の息子なんだから・・・」という甘えた一言で見逃してくれるという保証なんてどこにもないわけです。もちろん私だって、話の展開からもこれからの進展にためにも、功一と柏原が何らかの共同戦線を張らなきゃいけないということは分かります。分かるけれども、必要性を遥かに超えた、現実味のない言葉のやり取りが非常に興ざめ。柏原を信用し切れていないけれども、計画のために止むを得ず、柏原を味方につけるための告白だというのなら、ここまで全てをさらけ出す必要はないわけだし、功一が、私が見逃した何らかの理由から、柏原を深く信頼しているのだというのなら、そこにはやはり、罪を犯した自分に対する後ろめたさから、告白にはそれ相応の怯えがあって然るべきだと思う。どちらにしても結局、功一の告白はうそっぽくて白々しいし、葛藤がなくて重圧感に欠ける。 なんだかんだいってこのシーンは、全体の中の数分なわけで、それに後半きちんと取り直してぐんぐん掘り下げていくあたりはしっかり面白くて、別にこれのせいでこのドラマがおじゃんになるとか、そういうことではないんです。ただ、この二人のシーンで、しかもこの終盤に来て、突然キャラクターの軸のぶれるような、筋の通らない応酬って言うのは、私の中で非常に致命的で。しかもそれが二宮さんだったのが、正直、単純にショックだった。ここで二宮さんがこのセリフに功一の何を感じて、どう演じようとしていたのかが、私には残念ながら何一つ分からなかったんですね。二宮さんは、自分のセリフはどんなものでも、感情的理屈で納得した上で演じるはずだ、そして納得したならそれの伝達には失敗したりしない、という私の思い込みがあったので、功一が何を思っているのかさっぱり分からん、という現象が起こるとは思ってなかったんです。実際二宮さん本人の頭や心のなかで何が起こっていたかはわかりませんが、かなりビックリしました。まぁ言ってしまえば、監督がこのシーンの功一に何を感じて、どう演じさせようとしていたのかも分からないし、クドカンがこの会話文に何を感じて何を表現しようとしていたのかも分からないんで、もはや二宮さんがどうとかこうとかいう問題ではないんです。でも、流星の絆という作品を全体として見たときのレベルが高いだけに、ここだけ完全にすっぽ抜けていて、「なんだ、いまのは。」とボーゼンとしたくなる。それくらい不可思議で謎なまでに、流星の絆っぽくない凹みが目立ったシーンでした。と私は思った。 さて。 それより前の、最初のしずなととがみのシーンです。最初のうちは、窓ガラスの向こうに兄2人がいるショットアングルが気に入らない。気が散る。と画面に毒づいていたのですが、要さんがやたらとやりたい放題だったので、私はおとなしくなりました(笑)。要さんって前から有名な方なんですか? なんか、めっちゃ上手いけど。 とがみさんはとても怒っているんです。汚い手を使って用意周到に自分を利用し、自分の父を罠に嵌めようとした彼女を嫌悪していると言ってもいい。まずは何より彼は怒っている。だけれども、愛した女性に裏切られた、いやむしろ愛した女性が誰なのか分からないという、悲しみと悔しさが、相応に滲み出ているあたりに万歳。「もんだいは、」の台詞回しとその前のつかの間の沈黙とか、特に好き。あのシーンの戸神の感情の浮き沈みは現実に生きている人間として説得力があったと思う。誠実なだけのつまらないキャラクターになる可能性でいっぱいだった行成ですが、ここまで来るととりあえず拍手をしたい。このエピソードの最初から最後まで、その幅の広さと奥行きの深さと言ったら万歳三唱レベルで、この際花火でもあげたい気分でした。要潤を盛大に祝う。「落ち着いて。落ち着いてーください、ご主人。」がいちばん好き。 以下、非常にどうでもいいけど気になったこと(笑)。 戸神@功一の部屋。「だけどそれ以上に」の「そ」と共につばが飛んでいって、私はちゃっかり笑ってしまいました。 おはぎさん@時効当日。「すっかり大人の女じゃないですか」のすと共につばが飛んでいって、私はうっかり笑ってしまいました。 「時間ないから早く乗って」「あ、ハイ。」彼女コメディーいいよ。コメディー攻めたらいいと思う。 「傘」というキーワードが出てきた後のカットで、ニノの目がものすごく茶っこくてかわいかった。 最近読ませて頂いたニノのインタで(CutかHかどっちか)、ニノは狙ってるんだということを知りました。彼は人の印象に残ったらいいと、思っているらしい。印象に残るだけの感情を毎話毎話発散させるのは、そうそう狙って出来ることじゃないと思うんだよね。だけど毎回やる。「最後まで話ちゃんと聞いてからだ」に、純粋な怒りと、ささやかな尻込みを見た私は、間違っているんだろうか? 功一は犯人を見つけて親離れしたいけど、両親のことは忘れたくないはずだ。目の前にいるこいつが捕まったら、PCの壁紙から朝一番に考えることから、功一のいままで知っていた日常の全てが変わるわけで、その変化を、彼は本当に分かっているのかな、とふと思った。やっと開放される喜びと同じ分量で、開放されて弟妹以外何も残らない自分という漠然さが、なんとなくあの口ごもったような口調に感じられた。 パチパチする 2008.12.16 Tuesday
いよいよ坂道を走り出した終盤。
ここで足を絡ませると、そのままつんのめって転がり落ちていくしかない勢い。 怖い。 だけど走り続ける。走り続けないと。 クライマックスのドキドキとワクワクが満遍なく散りばめられていて、とてもいいエピだったと思いました。 最初の喧嘩のシーン。トーンが非常に曖昧で居心地が悪かったのですが、それに引き摺られることなくちゃっちゃと話を進めてくれるので、ハラハラドキドキ楽しく見させていただきました。ハラハラドキドキというほどドラマチックではなかったけど。話の主導権がアリアケ3の手を離れて、登場人物に広く浅く分散されてきていますが、脇を固めてる役者さんが皆さん素敵だから、ボーっと手放しで見ていられます。話の行方だけを気にしていればいいという、贅沢な制約。 深刻なことで、だけど兄弟だからこそのくだらない喧嘩をするのって難しいよね。あれはところどころやり取りの幼稚さを笑いながら見てればよかったんだろうか? そこのところが掴みきれず、なんだかなぁと思っているうちにそのシーンは終わってしまった。どうすればよかったのかという案は浮かんできません。なんか見ていて収まりが悪いなと思ったのは私だけ? おにいは、泰ちゃんと話すときはちょっと口調が変わるんだよね。ほんの少しだけど、なんていうか、思ったことを思いついたままに口にしてる無防備さがあるというか。「一緒にやんの。ようしょくや。」というその言い方は、いかにも思いついた順番に話している感じがする。一緒にやることが大事なのかな? いまどきホントに、御曹司は「若」と呼ばれるんでしょうか? そういう存在が身近にいないのですが、どなたかご存知でしょうか?(笑) 私、森下愛子さん大好きなので、彼女を見てるだけで幸せになれる。あの方、素敵ですよね〜。クドカンの全てを伝えきれる女優さんって感じがする。ああいうテンポはなかなか簡単に演じられるものじゃないはずだ。戸田さんが「ドクトク」を言えてないところでつい笑ってしまった。あれは完全にカタカナ発音だった(苦笑)。 戸田さんの、「私、今、麗しい恋をしている」という表情が私苦手で、今までずっとなぜだかを考えていたんですが、これはやっぱりキャスティングのミスなんでは、という結論に達しました。演技力の問題でもあるけど、根本的には顔を見て受ける印象の問題。彼女はやっぱり、勝気で挑戦的な顔なので、あぁいう、「恋が弱点」というナイーブさは、俯いて伏目にしているカットじゃないと、現実味が薄い。彼女はコメディーがずば抜けて上手い気がするので、そちらを一度、本気で攻めてみたらいいと思う(やったことあるのかな?)。 三浦さんと二宮さんのシーン。演技はとても好きなんだけど、脚本のテンポが、あの肝心のところで私の個人的な萌えよりあそこで突然遅くなったような気がしました。「俺が刑事だってことは一回忘れてさ」を「犯人分かったらお前どうする?」の前に持ってきてくれたらよかったなぁ、と思う。私の中で、功一にはどうしても躊躇なく、あの返事をしてほしかったと言うのがあるのかも。聞き返す必要もないくらいの、確かな回答であってほしかったの。三浦さんのほうも「殺すねぇ」ではなくて「殺すよ」のほうがドスが聞いててよかったのですが、まぁ、これはあくまでも私の好みの問題。 しーちゃんが飲んだくれているシーン。あのカーテンに写る人影って、やっぱりセックスの真っ最中の演出だと私は理解しているので(笑)、どうしてもむやみやたらにドキドキさせられてしまって腹が立ちます。あのショットは別に・・・いらなかったんでは(笑)。 とがみさんは「女に」とは言わないよね。「女性に手荒なまねするなんて」という、いわゆる、馬鹿丁寧でむしろ怖い、という路線を突っ走ると思ったのですが。一体何キャラで演技をしてたんでしょうか?(謎) 要さんというかた、私初めて演技を拝見しているのですが、He is really impressive. 幅の広い方ですよね。憎むべき仇の愛すべき息子という役を、満遍なく掴んで、自分のものとして演じている感じが非常に伝わってきます。次回は要さん、大活躍の回ですよね。楽しみです。ただ予告を見ると次回の筋が大体分かるという残念なミラクル、あれ、もうちょっと考えてくれてもいいのでは。 パチパチする 2008.12.11 Thursday
*溜まっていたReviewをどんどんあげてるのが非常によく分かる本日(笑)*
*だって書いてないとやってらんないよ!* *現実逃避です。いけるところまで逃げたい* *はくすいつもありがとうございます。とても励みになっております* *返信、一番下にありますのでご覧アレ* ********************************************* このエピソードで一番仰天した瞬間が、「いいわけねぇだろ」じゃなかったと言ったら、皆さんは怒りますか? とがみとしぃがドライブに行くところ、「では、少しドライブしましょう」の直後、かかった曲の最初の一音が、あまりにも 鬼束ちひろのedge ← で、私はちょっと肺が物凄く縮みました。何故だか分からないですが、鬼束は心の準備がないと聞けない。でも、このドラマ、このエピソードに鬼束はあうような気がするよ。近くにいたいんだけど、とても、だけど近くにいるのはちょっと怖いなぁっていうね。 フラッシュバックの演出がとても好きでした。早いカットがリアルでちょうど良い感じに追いつけなくて、それがとても切なかった。 錦戸くんは首筋がとてもきれいですね。うーん。エロい、という感じではなくて、陶器のような感じがするよ。滑らかなんだけれど、割れることもあって、それで、割れてしまうと、とても脆い粉がばらばらと散らばっていってしまう感じ。そしてそれは、泰介だという気もする。錦戸くんの演じる泰介は、餓鬼なのではなく、ほんとうはとても幼い。その表現が好きです。錦戸くんは素敵だった。 「めんどくさい」という言葉は、私の十八番。 クドカンの、めんどくさいは、いつも同じ意味があるよね。昔のIWGPで長瀬くんがやっていたキャラクターも、あぁーもーめんどくせーなー! が口癖だった。自分の心の様相が、どうしようもなく攪乱されていくのを感じているのは、とてもめんどくさい。しぃの言いたいことは、とてもよく分かる。なぜなら恋は、とてもとてもめんどうくさいのです。 二宮さんが怒るとき、その声はびっくりするほど低くて、そうだ、怒りの沸点って低かったんだ、と思い出す。硫黄島のときの「どっちだよ」もそうだったけど、彼は全身で怒る。全身で叫ぶ。存在していただけのものが、目的を持って迸る瞬間。自分の全てを飲み込んでいく感情に、逆らわず、抗わず、身体を明け渡している二宮さんが好き。彼にとって感情に進んで流されるのは、ほんとうはとても怖いことだと思う。 パチパチする ■12/9 かえるやんさん> ねー、ホントに私も残念でした。ぜひお会いしたかったのにぃ。西のほうの方でお会いしたいと泣けることをおっしゃってくださってる方が数名いるので、次回帰るときは早目に日程を設定して、確実に帰れるようにしたいと思っております(笑)。今度こそ! 相葉さん、見ました? 見た? どうだった?(笑) 凛さん> Mariaはノルウェーの人です。多分。まだ18とか19とかそれくらいの、とても若い子だと思います。I am on your sideという曲を聴いて、あぁ私ってまだ泣きたいんだわ、ととても思いました。ホントです、良い声、というよりかは、心地の良い声。私は今日は、泰介に抱いて欲しかったです(笑)。それで彼が元気になるのなら!(笑) 今週はあらしちゃんも癒しだったとかそうでないとか? 楽しみだな〜。 ■二日分のyuriaさん(笑) コメントありがとうございます! やっぱりあれだけの量だと長いので、反応いただけると嬉しいです。自分がやりたくてやっているとはいえ、喜んでいただけるならがんばろう、と思える^^ そうですね、字幕があるとどうしても読んじゃうからね。だからラジオ英会話はいい、とかよく言いますよね。XFでやってみたらいかがですか? あっちなら耳がもう肥えてるんじゃ?(笑) Nothing、確かにねー、英語は、音を知らないと、全く分からない、ということは良くあります。だから名前とか、特に聞いたことのない苗字とか、聞き取れない。一単語であることすら認識できなかったりしますからね、私。あ、声に出して言ってみるのって物凄く大事ですよ。いや、大事だと思う。私は。人によって書いて覚える人と、読んで覚える人といますけど、私は自分で実際やって覚えるタイプなので、声に出して、その気になって発音すると、覚えやすいような気がしています。だからなりきりシャドーイング、良いんじゃないかと思いますよ^^ 全然怖くないです(笑)。私よくやるから。シャドーイングというかは、物真似に近いですけどね。同じように言いたいっていうだけのことで。GetとTakeとMakeは使いようがあまりにありすぎるので、なかなか難しいですよね。こればっかりはやっぱりたくさん触れていくしかないんじゃないかしら。そのうち、なんとなく、ということができるようになると思う。なると信じたい(笑)。私、Winchesterのケンカも好きですが、絶対に言葉にされない仲直りも好きです。認めるべきところはちゃんと認めるDean。に育てられたSam(笑)。良い兄弟だ(涙)。次回は例のエピソードです(笑)。yuriaさんが毎回Jensenの瞳に溺れてしまうあのケンカシーンもカバーしますよ(爆)。お楽しみに^^ 2008.11.22 Saturday
*編集:あ、タイトル間違えちゃった。6だった*
今日は初見のみです。巻き戻しもなし。 細かいところはあんまり触れてません。結構大雑把な感想。そして物凄くニノ寄り。 というか他の人をあんまり深く気にしてない(苦笑)。 そんなつもりじゃなかったんですが、今読み返してみたら愚痴ばっかでした(苦笑)。 いつもどおり言いたいことを言っています。ご自由に自己判断でどうぞ。 ***************************************** いつもと始まり方が違う。日本のドラマでRecapって普通あったっけ? もうあのタイトルバックは流れないんでしょうか? というか、始まり方を変えたので、私は勝手に今までとトーンを変えて、メインストーリーに話を絞ってくるのかと思って身構えてしまいました。確かにメインストーリーに話は絞られてたけどね。 全体的に、極端にバランスが悪かったような・・・。 特に始めのほうはトーンが定まらず、今のはナニ? 笑うとこ? みたいなセリフがちらほら出てきて、なんか居心地が悪かった。しずなちゃんのお父さん、お葬式のときと随分と印象が違う気がする。このお父さん、キャラが定まってないのが気の毒です。どうなりたいのかよく分からない。りょうさんの愁嘆場も、笑っていいのかどうなのかがわからず、3秒後にちょっとだけ笑ってみた。あれは・・・面白かったんだよね? 今回、見ながら思ったことですが。 方程式ね。 等式を繋げる不等式。 みなさんから頂いたコメントの中にも、「もったいない」というのが結構あったんですが、私も今回それを凄く感じた。生かしきれていない、ということなんですよね、きっとね。だって二宮さんの迫力はシリアスでこそ。そしてクドカンの台詞回しはコメディーでこそ。 ニノのコメディー=クドカンのサスペンス ニノのシリアス=クドカンのコメディー そして前者と後者は<で繋がっている。 だからアンバランス。安定した威力を発揮できないまま、サスペンスとコメディーとシリアスをウロウロしちゃう。 心に迫るシリアスのあとは大事に優しく笑わせようよ。錦戸くんの、二回目の「俺たち」の直後から静かに寄っていって、「ホントのきょうだいじゃ」あたりで声が震えて泣き出しちゃって、やっぱりおにいちゃんが言おうね、ということにするとか(完全な好み)。なんか、私の個人的なわがままなんですが、アリアケ3の人間模様は茶化さずにじっくり見ていたいわけです。兄弟なんだからそれ相応の突っ込みと口げんかがあっていいと思うし、今までのエピソードではそれは確実に楽しめたんだけど、なんか今回、血の繋がりがない妹、というメインが、結構乱雑に扱われたというか。うーん、シリアスの最後に、ちょこっとほっこり心の温まるようなユーモアがひとつあれば十分だったと思うの。別に大爆笑させようとしなくても良かったと思う。お兄ちゃんはイラついて泰ちゃんと言い合いすればよかっただけで、別にチャリンコが倒れたり、カメラがガタガタ震えながら周りを回ったりする必要もなかったと思うの。無理に兄貴をあんなに怒らせたりする必要は確実になかったと思うんだよね。というか、ああいう怒り方をする人なんですか? コウイチさん。私が思ってた人柄とはちょっと違っていて、ちょっとあまりに唐突で、カメラワークとニノの演技でその急なギャップを表現しようとしているところに無理が見えて、私は個人的に置いてきぼりにされた気がしました。びっくりしちゃった。二宮さんの爆発力に頼ってくれるのは、ニノファンとしては嬉しいのですが、遠くから見ていると、ものすごく二宮さんが話の軸をぶんぶん振り回したように見えちゃう。・・・。分からん。泰ちゃん、そんな滅法なこと言ってたっけ? それからどうしても言いたい。ごめんなさい、挿入歌って必要なの?(苦笑)いい歌なんだけど、びっくりしちゃう。そして醒める(苦笑)。そして私は、「えええええー。中島さん、それはナイ! それはナイよー! (大爆笑)ナニ? ナンなのコレ!」と画面に向かって唾を飛ばしておりました。・・・一オクターブって、何の話?(爆笑) それって高いほうがいいの?(謎) あのシーンがあんな終り方をしたのがどうしようもなく嫌だ。 最終的に、このエピソードで私はナニを強く思ったかというと、 そこでハグだよ、日本人! 泰ちゃん、アリゾナを着てる泰ちゃん。追っかけてってハグしたげたらいいのにぃー。 ということでした(笑)。 最終的に収まった3兄弟の絆の話はそれはそれでいいんだけどね。やっぱりあのカメラワークがなぁ。なんか気が散るからとりあえず動かないで! という気分になっちゃったんだよなぁ。だけどカメラが静まっても戻る先は洋食屋さんの階段に座って自分の歌を熱唱してる中島さんでしょう?(苦笑) なんだかねぇ。 パチパチする 2008.11.16 Sunday
さて、もう5話です。早いな! なんだかんだでくだらない寄り道をしながら、それでも確実に話が進んでいるあたりがすごいと思う。
以下、ネタばれます。 自己判断でお願いしま〜す。 面白いんです。 面白いんだけど。 クドカン節が出せないところは途端に普通の一般サスペンスになるんですよね。コメディーにおけるクドカンっていうのは、それだけでブランド品なわけだから、その落差が痛い。普通の一般サスペンスがクドカンコメディーと同居してると、サスペンスよりコメディーをもっと見てたいと思っちゃう。頭を使う興味深さよりも、その場その場の愉快さを求めてしまうわけで。だけどそれは大変な間違い。サスペンスがあってこその流星の絆なわけだから。バランスなのかな。クオリティーのバランス? 深さと軽さのバランスかな? が、アンバランスな気がする。 4話の最後で期待したよりかは話が進まず、うん、まぁ、こんなもんだよね? お兄ちゃんの人柄を、知っているように感じさせておいて、なんだか実は情報がとてもたくさん欠けているところがイライラします。弟妹想いだ、ということは分かる。親の敵をとりたい、と思っていることも分かる。だけど、家族との係わり合いの無いところで、彼はどういう人間なんだろう? アリアケコウイチという人間は、どういう人間なんだろう? 料理の学校に通ったけど辞めちゃったとかいう件は、もう説明されないのかな? 詐欺を働こうと思ったり、PCの壁紙に指名手配の似顔絵を設定したりするあたりに、もうちょっと私たちが見ている「お兄ちゃん」よりも深く深く掘り下げられるポイントはたくさんあると思うんです。そこがもっと見たい。 メインの、果たしていったい誰が犯人なのか、というのは、なんとなく分かっているようで、でもどうしてその人が犯人なのかはよく分からなくて、だから気になるわけで、その点で魔王とだいぶ違います。だいぶ違うけど、それだけを気にして次回を楽しみにするにはそのプロットに割かれている時間が圧倒的に少ないような気がするんですよね。だから「ハマる」という感覚はあまりない。楽しみではあるけれども、次回予告を見ながら画面の前で地団太を踏んで「来週まで待てるかよ畜生!」とはあんましならない。なります? 私はあんまりならないかな。でも見ている間は楽しんでいられる。そんなドラマです。いい意味で、いいクオリティーの時間つぶしだと思う。そこらへんがクドカンです。 今回の個人的になツボは、タイトルバック前のニノの早口の長台詞、「今までだってそうだったろ・・・?」。ものすごくフラットなんだけど、それがいやに畳み掛けるような迫力があって、何度か聞き返しちゃいました。 パチパチする 2008.11.11 Tuesday
私は世間知らずのままRiskyにも社会に出てしまったため、大学のEducationだけではPerfectには程遠いことを身をもって学んでいる真っ最中ですが、何か?(笑)
4話まで滞りなく楽しませていただきました。 クドカンにはクドカンしか書けない、ということがよく分かった気がします。(笑) でもそれでいいんじゃない? 原作を読んでいない私なので、ひとつの大変面白いテレビドラマとして十分出来上がっていると素直に思えます。演出の金子文紀さんと石井康晴さんも作品だけ見ると結構コメディー寄りの方のようなので(Wiki調べ)、今後そろそろシリアスに下る瞬間とその後の展開が今から楽しみです。金子さんはハンドク!!!で一度ニノと仕事をしているみたいなんですが、確かあのドラマも、始めかなりコメディー色が強くて、そこからシリアス&ダークに転落していったんだよね? 今回もそんな感じにするのかなぁと、見込んでいるんですが、どうだろう? 石井さんはやまたろさんで一緒だったみたいですが、私、あの時、正直、ニノはコメディー苦手なんだな、と思ったんです、実は(スイマセン)。今回も狙わないといけない時に、ついつい狙いすぎてしまってる気がたま〜にするんですが、他のときは全然そんなことないので、アレは脚本というか、やりやすさの問題なのかなぁ? それともDirectionの問題なの? 誰か、ニノに、コメディーってシリアスと比べて難しくないですか? と聞いてください(笑)。魔王の時と違って(笑)、コメディー調だからか、とりあえず笑っとけばいいやみたいなスタンスで観ているからか、演出で「エー」と思う点はあんましないんだけど、海のほとり? 防波堤? 4話でしーとたいちゃんが二人で歩くところだけは、歩調を合わせてくれたらいいのに、とは思ってしまいました。同じ歩調で一緒に歩く、血の繋がらない、絆だけの兄と妹。イイ(好みの問題)。雰囲気出たと思うんだけどな〜。 1話の初っ端からライティングが毎回とてもきれいで、楽しみにしています。夜の町並みライティングも闇に映えてとても好きなんですが、ジョージクルーニーだっけ? お兄ちゃんの働いてる洋食屋さん。あのお店のライティングがだいだい色でとても暖かくて、毎回癒されます。照明さん素敵。 錦戸くんも戸田さんも、演技は前にちょろっと見たことがあるだけなので、よく知らなかったんですが、二人ともコメディー楽そうですよね。戸田さんって完全コメディーのドラマとか出たら、相当面白い気がするんですが。 4話の最後のあの10秒。たいちゃんがお兄ちゃんに眼をやった瞬間、PC画面に向かって「さあ来い二宮!」と叫んでしまった私ですが(笑)。ちょっと余韻が短かすぎたのが個人的には残念でしたが、二宮ファン(あれ?)としては大満足でした。うふふ。いいぞ二宮! サイコウだぞ!(喜) 私は青の炎(←)のときも黄色い涙(←)のときも書きましたが、二宮和也さんという俳優さんの本当の恐ろしさは、何でもないことのように画面に存在し続けておきながら、「ここで見せる」という場面で、期待に違わず強烈な表情のひとつをかまして、その瞬間に至るまでの総てを軒並み殴り倒してくれるところにあると思っています。次回予告を見ているのに頭の中はまだそのシーンの残り香でいっぱい、みたいな。3話の「殺されたんです。」とかもそう。今回の二宮さんは薄っぺらくて冷やかな悪意でもって、激情がとても閑静で素敵です。二宮さんの十八番。静かな暴風。 4話でお膳立ては整ったわけですから、ここからどう展開させてくかが重要ですよね。そろそろ回想シーンは減っていってもいいのでは・・・。もうちょっと、現在のお兄ちゃんの頭と心がどこら辺にあるのかを知りたいです。友達が一人もいないってのはどういうことなんだろう? パチパチする | 1/1PAGES |
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