2017.12.18 Monday
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ONE VOICE笑っていれば、イイコトあるよ
* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE * Don't love me for who I am. Love me for who I can be, and I'll be that person for you. 2008.09.15 Monday
魔王スタッフの皆様、お疲れ様でした。
なんだかんだ言って、毎週楽しみにしていました。 楽しい時間をありがとう。 そして素敵な大野智さんを見せてくださって本当にありがとう。 さて、先に、魔王という作品全体にについて私の思うところを書きます。 私がやれといわれてもできないモノゴトをスタッフの皆さんが総力をあげて作り上げたことは分かってますので、請う、ご容赦。 私が7話目くらいから、目に見えて不満タラタラだったのはご存知の方も多いと思いますが、私は常に全然面白くない! と思っていたわけではありません。何度も言いますが、もったいない、と思い続けておりました。魔王というドラマは、1話目から、常に続きが気になるドラマでした。次はどうなるのだろう? 皆どうするのだろう? 芹沢と成瀬はどうなってしまうのだろう? という疑問は、常にそこにあった。にもかかわらず、同時にこんなにもつまらなかったのは、その疑問に変化が生まれず、大きいたった一つの疑問を持ち続けたまま、魔王は最終回を迎えてしまったから。物凄く面白くなる素質をもった題材だと思っていたので、単調で展開の遅い復讐劇で終わってしまったのが、私は何よりもがっかりでした。 私たちはそれこそ第一話が始まる前から、成瀬が犯人であることを知っていて、第一話で彼の目的が何で、その計画はどうで、いかに彼が捕まらなさそうかということも教えてもらいました。これだけのインフォメーションを差し出してしまうことはサスペンスとしては、結構な賭けのはずで、私の個人的な意見としては、魔王は、自分でつけたそのハンデに見合うだけの働きができなかったのだ、と思っています。 キチガイのメガネ君が登場するあたり、そしてクマ(そんな役名じゃなかったけど)が死んでしまうあたりまでは、魔王は面白かった。それはなぜなら、登場人物が驚くように、私たちは驚くことができたし、私たちの知らない新しい情報が思いもよらないところから出てくる、というワクワク感を楽しむことができたからです。暗雲が立ち込め始めたのは、イケハタが出てきたあたり。彼の人物造形が、あまりにも「気味が悪いだろう、怖いだろう、何が起こるかわからないだろう」といわれているようで、かえってとても白けてしまった。人殺しをしている人を捕まえて、カネのために強請る人間が、怖い、ということは私にとってはまずなくて、あんな馬鹿で一本調子の人間に魔王が捕まるはずがないので、そこでまずちょっと落胆。それから大隈という都合の良すぎる人物の都合の良すぎる登場と退場にも、なんだかなーという気分が否めなかった。そして一リポーターが掴めるネタを、警察(芹沢)がまったく掴めていない所で失望。魔王の最大の問題は、物語の中での情報提供のバランスが悪すぎるところです。 肝心の物語中盤から後半にかけて、あぁバレちゃう、どうしよう、どうしようというドキドキは、あんたたち、まだ分かんないの? いい加減気づけよ! というイライラに変わってしまった。それはなぜなら、見ている私たちにとって、話がちっとも進まないからです。登場人物の皆さんが、視聴者にはるかに後れを取っていて、しかも全く追いついてくる気配がない。その上魔王は、しおりさんというよく分からない女性に惑わされて、仕事がちっとも進まない。 一番いい例が、エロメガネくんのストーリーライン。 私たちは、彼が芹沢兄の奥さんと不倫関係にあることを、1話のそれはもう始まった直後あたりからずぅーーーーーーーーっと知っていました。宗田がそれを知って衝撃を受けているとき、私は、安堵のため息を漏らしながら、「あぁやっと気づいてくれた!」と思ったわけです。待ちくたびれた。例えば、1話から暫くは彼が年上女性とそういう関係にあることだけ描写しておいて、彼女が一体誰なのかは、あえて描かないようにして、そうして、宗田と同じタイミングで、彼女が実は芹沢兄の奥さんだったんだと視聴者が知ればよかったとか思う。そうして一緒に衝撃を受けられたらよかった。そしたらきっと、そのシーンにあって然るべきドキドキが生まれたはずです。宗田が殺されたときに、未だに何も知らない芹沢が、マリさんに電話をかけるシーンがあったけれども、私は、芹沢はそこでなにかに感づいても良かったんじゃないかと思っている。「葛西くんはそんなことをするような人じゃないわ」みたいなコトを彼女が言った時、確信ではなくても、少なくとも何かを匂わせるために「貴女なら良くご存知でしょうね」と言い捨てて、電話を切ってほしかった。私たちは、それこそ3ヶ月のあいだ、この二人の正直別にどうでもいい裏痴話事情を見させ続けられていて、それがついに日の目を見そうだ! というときに、そんなにノロノロされていたら、忍耐も限界です。視聴者が知りすぎている事実なら、登場人物がちょっとばかし勘がよすぎてそれに気づいても、少しくらいならむしろその進展は歓迎されると思うのだけど。 ということを踏まえて、魔王の9話と10話は、まるで話の進まなかった2話でした。 成瀬が犯人だ、ということにようやっと気づいてくれたにもかかわらず、どうも新しいネタは出てこない。なぜ、視聴者は芹沢父が成瀬さんに話す前に、あの事件が単なる事故だということを教えられてしまったのでしょう? 成瀬さんと一緒にその事実を知って、愕然としたかったよ。そうして、いまさらそんなこといわれても困るんだよ! と、成瀬さんと一緒に困惑して憤慨して、動揺したかった。目の醒めるようなスタートダッシュの後に、ストーリーの運びが、私にはどうにもトロ過ぎたのだと思います。せっかくのいいカードを、早い段階から惜しみなく出しすぎたと思う。おかげで最後のほうは、最終回までの待機時間が3時間くらいありました。長かった。魔王のEp.1のレビューに書きましたが、「最大の不安はプロットにあります。Mimiちゃんとも話していたのですが、現時点では要素的に映画の長さにまとめてしまえるくらいのネタしかないように見えるわけです。10話も持つのかな? これから一話につきひとりずつ殺されていって、どちらかにしか転べない最終話に繋がるだけなら、それほどつまらないことはない、とすでに不安。第一話と最終話だけ見ればいいような話になってしまいそうで怖いわけです。物事があまりにも調子良く進みすぎてしまっていっているけれども、こういう話は駆け引きが始まってからが面白いので、来週かせめて再来週あたりには波乱が起きて欲しい。リーダーには復讐を円満に果たさせてあげたいんだけど、物語としてはそれではあんまし面白くないと思うんだよな〜。」という危惧が、現実になってしまった気がする。結局は駆け引きの欠片も出現せず、どちらかにしか転べない最終回にたどり着いてしまった。もう一度このドラマを見るのなら、私は最初と最後を見るだけだと思う。というか、最初と最後さえ見ればいい。それがなんとも寂しいです。 最後に、ストーリー展開は別にして演出の件です。最終回のことばかりです。 こうだったら良かったのに、というか、噛み砕いて言えば、「こうだったらもっと萌えられたのに!」という、何とも独りよがりのわがまま。演出さえうまくできたら、もっと心に残るシーンはたくさんあったはずだと思っているのです。あとは気になった重箱のスミ。 たくさんありすぎるので、ズルをして箇条書きにします。 - 最終回は芹沢の上司から、芹沢の兄から、皆喋るのがびっくりするくらい遅くて、私は画面の中に飛び込んで、一人一人の肩を揺さぶって、さっさと喋れよ! と叱ってやりたかったです。「芹沢は・・・11年前から・・・ずっと・・・苦しんで・・・貴方と・・・貴方と・・・同じ・・・なんです」みたいな。トロい! 感情を訴える間っていうのは、そうそう乱用されていいものじゃありません。アメリカのドラマの、クライマックスに向けて疾走が始まるあの高揚と興奮に飼い馴らされてしまったのか、どうにもこうにも歯がゆくてなりませんでした。もっとリズムよく行こうよ、リズムよく。最後なんだからさ。 - 以下、不謹慎で済みませんリスト。 - お父さんが病院廊下を駆けている描写。お父さんの走り方がどうにも滑稽で笑ってしまいました(スイマセン)。なぜあのカットが必要だったのかが全然わからない。いいじゃん、例えば霊安室の中で、カメラの背後に遺体がある感じで、頑迷蒼白でイスに座る芹沢にフォーカス。その後ろに扉。扉になにかがどーんとぶつかって、フォーカスがドアに映ると、動転してヨロヨロしているお父さんが入ってくる。完全に息切れ。それくらいじゃダメなのかしら? - 芹沢兄の死に顔がいやに薄笑い気味で、どうにもおかしかった(スミマセン・・・)。 - 芹沢兄の遺言書の文字が、どうにもお粗末でついつい笑ってしまった(スミマセン・・・)。 - なんだかどうにも、「お前たち二人は私の息子だからな」が腑に落ちない。なんていうか・・・うーん・・・いや、わかんない。でもなんか、ちょっと都合がいいような気がする。 - 壁に縋って泣く芹沢は乙女チックだった(ホントにスミマセン・・・)。 - 「上を見上げてみてください」に応える成瀬さんは、目を瞑って上を見上げてみて欲しかった。どれだけ上を見ても、彼に見えるものは暗闇。・・・でもリーダーが素敵だったからいいや(笑)。あの表情には万感、という言葉が非常に適切だったと思っています。 - 誰かこのバカ女に、出ていこうとしている家は死んでしまってもうなくなってしまったのだと、教えてやってくださいよ。 - キチガイメガネに刺されて、ベンチに座っているとき、電話がかかってきて「成瀬です」と応えた成瀬さん。知ってます。ケータイですから。そこは「はい」でよかったんでは? (笑) - 成瀬さんからの手紙。ここら辺非常に韓国。何よりも大野智の声がいい(笑)。しかし結局、「どうしても死ななければならない」発言を考えると彼女は間中友雄を救えなかったわけで、さらに全ての人間が死んでしまったことを考えると、魔王計画におけるしおりさん効果も全くなかったことになるわけで、結局彼女は何をしに出てきたんだ?(苦笑) - 走り出すしおりさん。彼女はランダムに人探しをしているわけではなくて、あの廃墟に行きたいわけでしょう? ・・・タクシーのほうが早いんじゃないかな(笑)。 - この回でなによりも衝撃的だった出来事は、キチガイメガネが警察に射殺されたことです。ナニその突拍子もない脈略のない終焉。 - 上司から芹沢父の死を聞いて、へたり込む女刑事。いや、別にアンタがそんなに凹むことはないんでは? - 血まみれスーツのボタンを止め直す成瀬さん。かわいい。そのしぐさが、何だかいじらしい。だけど、その後に見せる魔王と間中が半々になったような表情が秀逸でした。 - 廃墟で背中を見せて立っていた斗真くんの立ち姿が、いかにも舞台俳優さんで、ちょっと微笑ましかったです。 - 芹沢は周りの人間が死んでいくことに、苦しんでばかりでした。罪悪感ばっかり。純粋な怒りに変わることが、私の目にはシリーズを通して一度もなかった気がします。それが、私はとてもつまらなかった。父親が死んでから、成瀬と正対するまで、走らず、静かに歩を進めてあの場所に向かう芹沢は、確かに激情に駆られていたけれど、成瀬さんが来てくれたと思えば、開口一番「俺のせいで」。それはクライマックスに向けてのスタート地点として時間的にあまりにも遅すぎるだけでなく、感情の起伏としてもあまりにもお粗末で、怒りが消滅してしまうまでが早すぎた。もう少し彼の怒りとか、決意とかきちんと表現されて、そして長続きしてくれたらよかったのにと思う。もちろん芹沢が成瀬さんを撃つとは思っていなかったけれども、「え、やっぱり撃っちゃうの?」という気分にはさせられたかった。せめて拳銃を出したときはハナから両手で構えてくれないと。あんなに簡単に崩れられてしまうのも興醒めだ。感情の持続しない男、芹沢。それはクライマックスを盛り上げるにおいて、ちょっと弱すぎる手駒です。成瀬さんの「早く殺せ!」までは、確実に怒り狂っていて、殺してやろうと思っている芹沢でいてよかったと思うんだよね。ただ、引き金を引くに及べないだけで。だけどその言葉で我に返って、「アンタの目的はこれだったのか」となれば別に良かったんじゃないの? - 「罪を犯した俺に」・・・要するにアレが事故だったという事実は、もはやどうでもいいのね?(苦笑) - 芹沢と正対して、泣き出してしまった成瀬さん。できたら「貴方はまだ分からないんですか」ではなく「これで全部終わる」のときに泣き始めて欲しかった。そしてそのセリフは正面で撮ってほしかったぞ。あれじゃ表情が見えないよ。それから、成瀬さんを撮ってるカメラさん、一緒に泣いちゃったんでしょうか? ちょっとカメラが動きすぎじゃない? - 物陰からハンディーで二人をキャプチャーしているカットがいくつか挿入されていたけれど、あれは普通は誰かが覗き見していることを匂わせるために使うカメラワークだと思うので、別にそんな小細工働かなくても良かったんじゃ、とか思ってしまった。せめてステディーで撮ったらよかったんでは。 - 贔屓目でも何でもなく、感情が爆発している大野智は芸術的です。つい見ちゃう。何が凄いのか分からないけれど、ただ凄いなぁと思う。 - 芹沢が死んだ後のシーン。芹沢に成瀬さんが謝るシーン。二人並んで座っていたあのシーン。まるでテディーベアのように! ナンですかアレは! 滑稽です。滑稽以外のなにものでもないよ!(怒) 何度見ても笑ってしまう。あの演出を考え付いた人を、酒に招いて、一体何が表現したかったのかをしこたま語ってもらわないと気がすまない。おかしいだろアレ! ありえないでしょ、あんなん。死んだ芹沢を、わざわざ起こして、あんな直角に座らせている成瀬さんを想像すると、ワケが分からない。一体何のシュミですか。Seriously. 芹沢の亡骸と成瀬さんはお互いに添い寝するように横になってもらって、成瀬さんは天井を見上げたまま「許してくれ」と呟けばよかった。・・・しかし斗真くんの肩に頭を預けているリーダーはかわいかった(笑)。 - 最後、芹沢の手がハーモニカを握っているのを描写するカメラワークにだまされて、まさか成瀬さん、芹沢の手を握ってるんじゃ! と思ったのは、私だけではないはずだ(笑)。・・・というか、ハーモニカがここにあるってことは、しおりさんに渡したのは、あの箱だけ? それはまた・・・ナゼ。Somewhere Over the Rainbowだからですか? それだけですか? - 長くなりました。一番最後の砂浜のシーン。・・・アレはナンだ? あの突拍子もないテンションは、役者さんも監督さんも、このシーンをどうしたらいいのかよく分かってないからだと思うんですけど。何がおかしいって、あの蝶々だよね? いやー、芹沢と成瀬が蝶々っていうのは、流石にないんじゃないか? もうちょっと他に・・・もうちょっと他にマシなのがあったはずだ。 以上です。 お疲れ様でした。 流星の絆はどこまでハマれるか分からないので不安ですが、楽しみにしています。 パチパチする 2008.08.28 Thursday
いつも通りです。
細かいことにもネチネチ触れます。 言いたいこと言います。 ********************************************** 私そろそろ辛くなってきました(苦笑)。 正直リーダーが出てなかったら8話の途中でやめたかった。 しかし腐ってもアラシック。粘る。 1. みんな馬鹿 2. 芹沢のおんぶに抱っこ 3. 芹沢という人間 4. 成瀬という人間 5. 演出 ・・・問題がありすぎるので羅列してみました(苦笑)。 いっこずつ片付けていきます。 1. みんな馬鹿 これは登場人物全般に言えることですが、キャラクター設定が単純で、単純に過ぎて、みんな全然身近に感じられない。こんなに薄っぺらい人間が世の中にいるでしょうか? 現実味がちっともない。全然同情できません。登場人物がどうなろうとも別にぜんぜん気にならない。馬鹿は勝手に死ねばいいんです。芹沢くんはもう別にがんばらなくていいような気がしてならないぞ。 芹沢は自分のせいでみんなが死んでいっていると思っている。だから芹沢さんは謝るシーンが多いけれども、正直私にはそれが非常に場違いに見えるわけです。突き詰めて言えばみんなが死ぬのはあの事件に関わったからであって、芹沢のせいとは言えない。本人がただあほだったから災いを呼んだわけで、芹沢が悲嘆に暮れる必要はない。そこらへんで芹沢さんと私とのあいだに温度の差が100度ほどある。だから必死になる芹沢に非常に置いていかれる。そこまでして救いたいかなぁ? 一視聴者として、私はどの登場人物にも特に情は持ち合わせていない。友達だ、父親だ、と芹沢が叫ぶことで彼らを救わねば、と私たちを説得しているようにしか思えない。現段階で私が、芹沢が嘆くのは正当だ、と思うのは兄が死んだ場合くらいで、他の人は別にあんまり。いや、もちろんがっかりくらいはして欲しいかもしれないけれども、あんなに熱血されても困る。「みんなを守りたい芹沢」より「殺されて当然の人を殺す成瀬」が完全にストーリーを支配してしまっていて、芹沢さんがセンターにいる以上、そこらへんをおろそかにはして欲しくなかった。芹沢が大切な人を失っていく悲劇が復讐の一端なのならば、その悲劇は観客にとっても悲劇であるべきだ。今現在は裁断です。ちっとも悲しくない。 2. 芹沢のおんぶに抱っこ 頭の悪すぎる警察がありえなさすぎてびっくりする。登場人物のみなさんが、単細胞で、つまらない。4人も5人も要らないから、芹沢にパートナーが一人いたらよかったんじゃないでしょうか。とてもビジネスライクな人間が良かったと思います。芹沢の過去は知らなかったけれど、今それを知っても揺るぎなくそばを離れない人。頭も良くて、動転している芹沢を気遣いながら、今やるべきことをやってあげられる人。今のままでは芹沢がおんぶに抱っこで非常に疲れます。芹沢がいなければ何も新しいことが起こらないし、芹沢が出てきたら魔法のように急展開が起こるし、芹沢がああいえばみんなそれに驚くし、芹沢がこういえばそれがみんな正しいし。警察の皆さんは正直言って、いる意味がない。警察としてもストーリー上の存在としても役立たず。見ていてイライラする。制作費がもったいないです。あんなに大勢。私はパートナー説を押します。今更だけど。 3. 芹沢という人間 斗真くんが舞台の出身だということは分かっています。そしてこれはある意味褒め言葉でもあると思うんです。斗真くん演じる芹沢さんは、感情の振れ幅が大きく、そして振れやすい。演技で一番難しいのは、カメラに向かって泣くことよりも、カメラの前で喜怒哀楽を入れ替えることだと聞きました。それを考えれば、斗真くんはすごい。怒り心頭でお父さんのオフィスに飛び込んできたかと思えば、次の瞬間には痛いところを突かれてシュンとなり、その後また憤って、そしたら成瀬さんの登場に愕然として、当初の目的は忘れてしまったようにすごすごと退散する。これを演じきれる斗真くんはモチロン凄い。けれども、斗真くんの演じ具合だと、その一つ一つがあからさま過ぎて芹沢という人間の感情があまり魅力的に画面に映らない気がする。言ってしまえばうるさいんです。でもこれは演出のせいだという気もする。なぜなら成瀬さんもイチイチ動揺がうるさいから。ただ芹沢直人という人間の本質を考えたときに、償いのために刑事を全うすると決めて、そのためにこの事件にむしゃぶりついているわけだから、そんなに逐一軸がブレてるようじゃ困るわけですよ。ちょっとしっかりして落ち着いてくれないと。もうちょっとトーンを落としてくれたらいいのになぁと、思ったりします。 4. 成瀬という人間 Ep.7と8は成瀬さんにとって別離でした。泣いている大野さんは素敵です。泣いている成瀬さんは切なかった。成瀬さんは成瀬さんのおねいさんを大切にしていたんでしょう。それは私も分かります。電話を貰った成瀬さんはとても嬉しそうだったし、お花をみてちょっと笑う成瀬さんはいじらしかったと言ってもいい。しかしそれにしてもあの病室のシーンは長すぎた! おかげで成瀬さんは泣きすぎた。「ずっと知ってたのよ」「あなたの目には綺麗な夕日が映っているんでしょうね」「もうさびしくないよ」「さよなら」「ありがとうね」とか、これくらいで充分。あんなに長く喋られても、私たちはおねいさんのことをよく知らないし、あの別離が重要だったのは、最後まで信じてくれている人に手放された孤独と、だけれどそれを招いたのは自分だ、という自責が表現されるからで、別におねいさんが孤独だったとか、おねいさんが目が見えなくて残念だとか、そいういうことには係わりがないわけで。優香さんも好きですし、大野さんはがんがん泣いてていっそ素敵でしたけど、シーンとしてはちょっと間延びしてた感じが私はしました。それからしおりさんの前の成瀬さん。動揺しすぎ。目ぇ泳ぎすぎ。そんなに揺れ動かれた10分後に、これで最後です、とか言われると、えっじゃぁ別にそんなに戸惑うこともなかったんでは・・・とか思ってしまう。なんかねー、切なさを押し付けられてる気がします。ストーリーは確かに切ない。切ないけれども、今の魔王のストーリーはあらすじだけ読んでも切ない。それが画面に映し出されて登場人物が動き出して、さらに切なくなったか? といわれると、むしろ文字で読んでたほうが切ないような気がする。 5.演出 音がうるさい。とにかくうるさい。2話目とか3話目とかは気にならなかったのに、4話あたりから急激に雑音が増えたと思う。気になる。気になりすぎる。あと演技の捕らえ方が下手です。ヘタだと思う。びっくりしちゃうようなショットが1話にかならず1つはあってめげそうになります。そんなばかなーと思っちゃう。画面に登場人物が二人以上いると、カメラをどう設置したいんだろう?みたいな困惑を感じます。とりあえずまとめて3人撮っとけよ、みたいな。うーん。時間がないんだろうけど、それが痛くにじみ出ている感じ。 手抜きですが、こんなかんじ。 パチパチする *誰か私に、どうして宗田くんはあんなにも働きたがりなのか教えてください。金をせびるという発想はないのだろうか?* 2008.08.11 Monday
*8/2分のはくすコメントお返ししてます。*
もーいまさらどうしようもないのでまとめます。 回を増すごとに面白くなっているか、といえば、確実に面白くなっています。 それはひとえに成瀬さんに深みが出てきたから。 人物造詣の深いドラマには弱い人間です。 すぐにころっとやられちゃう。 納得の行かない点はいくつかあるけれども、 大野さんが美しすぎるので盲目です。 どーでもいんだよ、そんなことは、という気分。 だけど言わなきゃ気がすまないいくつかの小言(Mimiちゃん発言含ム)。 ■成瀬さん恋をする ・成瀬さんはしおりさんのどこらへんが好きなのか? ・いったいいつからきちんと好きなのか? ・「もう止められないんだ・・・」という言葉に、そりゃもちろん自分がしおりさんだったら、もーゼヒ止めないで、そのまま襲ってくれよと呟くだろうねと、Mimiちゃんと頷きあった土曜日の午後。 ・しおりさんによって左右する魔王の心理は面白い。 ・面白いけど魔王の弱点がオンナというところでちょっと醒める。 ・しかもいつの間にちょっと好きかもから「愛」に発展したのかが気になる。 ・だからやっぱり魔王でも辛抱たまらず揺らいでしまう程のしおりさんの魅力とは一体なんなのかを知りたい ■芹沢さんの喜怒哀楽 ・恋に気づいた瞬間ばっさり破れてついがっかりしてしまう芹沢さんがもうれつにかわいい ・大野さんが運転席にいるのがおかしいのと同じくらい、どこに行くにも走ってゆこうとする芹沢さんもおかしい ・うなだれてから激情にかられて、それからまた凹む周期が短すぎて、忙しい男だなと思う。ちょっとは落ち着こうぜ。 ・あんな親父にあんな育て方をされた割に、捻じ曲がったりせずに真っ直ぐに育った芹沢さんが今更ここで父親の言動にナイーブというのがよく分からない。 ・酔っ払っている芹沢さんラブ。 ■池畑さんの馬鹿っぷり ・なぜ殺人犯をゆすろうと思うのか? ・なぜイチイチ笑うのか? ・なぜ毎度毎度そんなに怪しいのか? ・なぜこの人は逐一おもしろいのか?(彼の一挙一動に爆笑していた私たち) ・いつまでその倉庫に隠れているのか。 ・新しいボスなんてアンタがゆすった殺人犯に決まってるじゃん ・だから殺人犯はゆすっちゃいけないんだってば。 ・死ぬ間際に全力で驚いてコト切れてしまったときはホントに面白かった。 ・あーもーホントばか。 ■身辺 ・領くんのおねいさんはホントに気づいてないんだろうか? それじゃ領くんがかわいそうだ。(Mimiちゃんの口癖) ・芹沢さんの上司の方はもうちょっと頭がよければいいと思う。 ・しおりさんの先輩だかルームメイトだかはもうちょっと都合よく登場し過ぎなければいいと思う。 ・そらちゃんはもうちょっと成瀬さんに絵本を読み聞かせてもらえばいいと思う。(智ボイスらぶ。) ・そういえば芹沢さんのお母さんってどうしちゃったの? ・というか、この話全体を通して、成瀬さんもずいぶんとかわいそうだけど、芹沢兄も相当かわいそうだ。 ・ナゼ闇世界の下っ端さんたちってのは毎回いかにもあんな風なんだろう? ・というかあの人たちなぜ池畑さんが死んだときにやばいと思ったんだろう? ・だってそうじゃなければ47番倉庫で何をするつもりだったのか? ・「ボスが変わった」というのはどういうことなのか? ・成瀬さんがボスになる必要はあるの? 別にお金払って殺しを頼むだけでいいのでは? 展開は面白いです。あとからあとから登場人物が増えて絡まって転んでいなくなっていくタイプの話はかなり好き。でもやっぱりしおりさんがなー。成瀬さんの恋心がどうも分からん。どこでそんなに惹かれたんだ? 何にそんなにそそられるの? まぁ予告で成瀬さんに泣かれると、以上の全ての項目がどうでもよくなります。 智さんが綺麗すぎてやばい。 パチパチする ■8/1 1:02さん> いらっしゃいませ〜。お返事遅くてごめんなさい! せっかくだし海外のファンと日本のファンの皆さんがもっとお話できたらなとつい思ってしまいます。またいらしてくださいね^^ 10:37さん> 海外からこれからも嵐へ叫び続けます。えぇ。こちらこそI give you a big hug and love! 10:47さん> 日本にいらっしゃる皆さんのほうが大変なことって案外多いと思いますよ。でも嵐に国境なしですね! 全くです。一緒に応援できて嬉しいです^^ 10:52さん> まったくの時期はずれになってしまい、ホントにすみません。どうぞサポートマークお持ち帰りくださいませ! 11:00さん> 嵐ならきっと聞いてくれてると思います。なんとなく。私はその場にいなかったけれど、去年の横浜で見つけてくれたドイツのうちわがあるので。国立にもきっと北欧から誰かが行くのかな? 目に留まらなくても、一緒に盛り上がれるだけで届いてくれているような気がします。 12:02さん> 海外ファンにできることなんてこれくらいです。日本のみなさんこそが嵐を支えられると思いますよ、がんばって! 気持ちはひとつ! 嵐はみんなのために! みんなは嵐のために! 13:05さん> そうです、今の智がいい。今の智でいい。これ以上綺麗になったら見ていられない。 14:07さん> たどり着いてくださってどうもありがとうです。ね、嵐が巻き起こしてる風は素敵です。 18:06さん> こちらこそ、心からの感謝です。ぱちぱちありがとう。 23:31さん> 素敵な言葉ありがとう! どこにいても願いは同じです^^ *書き溜めてるものメモ* Sex and the City Indiana Jones Dark Knight Mamma Mia! John Mayer Jensen Ackles Life as a House 2008.07.17 Thursday
もうNYで木曜日ですから、ネタバレも何もないと思いますが、いつもどおり、ガシガシ細かいトコに触れますので、この先は自己判断でお願いします^^
いろいろな意味で皆様のご期待には添えないと思います。 長く書きすぎたのではくすコメント返信、もーちょっと待ってください〜 ********************************************************* 一回目は週末に見たんですが、あまりにも飲んだくれていたので、大野智が魅力的超だったことしか覚えていませんでした。あんまりなことに最後にヨウスケが死んでしまったことすら記憶から消え去っていました(飲みすぎ)。しかし問題なのは、あれだけ酔っ払った人間が、違和感をぬぐえなかったということ。全てがなんだかちぐはぐで、ちっとも話にのめりこめない。2話が終わって、人間味が深まったのは芹沢くらい。成瀬さんは深刻に大問題です。主役なのに薄すぎて裏写りしそうなくらい面白味がない。単調。あんな人この世にいたら可笑しいでしょ。いくら自分の弁護士でもあんなヘンな人と一緒に飲んだりしないでしょ。しおりさんがあの人のどこに惹かれてあんなにはしゃいでいるのかがサッパリ分からない。謎。意味不明。 ドラマの2話って話を転がす上で結構難しいところだと思うんですが、それにしたってもうちょっと深い人物描写があっても良かったんじゃないか、とか思いますよね。過去に何があったか、ということを描くのもいいですけど、現在の人物像に新たな深みをもたらさないのならあんまりやっても意味がない。もう構図はハッキリしてるわけですよ。成瀬が芹沢を狩る。だから最後のゆっくり歩く成瀬と、ひた走る芹沢が交互に浮かぶところはとても好きでした。けれどその理由を私たちはもう知っているわけです。だから成瀬のカコをどれだけ強調されても、話は先には進まないわけです。お母さんまで亡くなっていて気の毒に、と思っても、むしろ弟が亡くなったことと、母が亡くなったこととを1話でまとめて明らかにしてくれたほうが、よっぽど良かった。あの扱いではお母さんの死がとって付け足された出来事みたいです。墓参りのシーンなんて、一話の「ひでお、見ていてくれ」×2とか、ひしゃげたハーモニカに落ちる涙に比べたら、取るに足りない。威力ZERO。回が増すごとに感情移入しやすくなるようにすべきところに来て、そのダダ下がり具合はナンだ? 物事があまりにも魔王の思惑通りに進みすぎる。関係者があまりにも魔王の思惑通りに動きすぎる。意外に思われそうですがそれは私的にはアリです。異議なし。むしろその方がシュールで面白い。追い詰められていく芹沢。イイ。しかし問題はその描写です。一番まずったのは公園のシーン。特に2回目。娘が攫われるシーン。攫われる直前のソラのカットの奥に、親子が映ってます。いなくなったあとの公園のカット。子供がたくさんいます。・・・全然不気味じゃない。だーれもいない公園で、ブランコが風に揺れてるくらいのほうが迫力があってよかったと思う。ついついなぜ誰も気づかない?! と言いたくなる。実は私は誘拐の実行犯が魔王ではないことに賭けています。多分負ける賭けですがここは譲れない。最後の「迷子?」という質問に答えるソラの反応は、成瀬が公園から連れてきたのだとしたら不自然です。だとしたらより一層、犯罪に不慣れな魔王の手下は公園の皆さんに目撃されていた可能性があるわけで、そんなことになったら魔王の計画は崩壊です。そこらへんの雰囲気の詰めが甘い気がする。 暗室のシーンが激減してたのは良かったです。そのかわり成瀬が至るところに出現しては消え。出現しては消え。おかげでテンポがかなり1話と変わってしまっていたので、最初見たときはヘンな感じがしました。まだ見ていませんが、ラストフレンズというドラマが先クール流行ったと聞きました。「窓の外に錦戸。」があるなら「振り返れば成瀬。」があってもいいはずだ(笑)。 芹沢と成瀬のシーンが面白いのは、芹沢が成瀬を嫌っているからです。嫌っているというのが言いすぎなら、疎んでいると言ってもいい。あんな人間がいたら、不気味がるのが妥当な反応です。だから見ている私たちも、二人の間にある緊張感を理解して、内在する感情を楽しむことが出来る。ところがその他の人間と成瀬とのシーンは常に違和感が付きまといます。なんでみんなあの人の能面顔を不可思議に思わないのかが分からない。それから成瀬としおりのシーンです。いったい何のためのシーンなのかが全然伝わってこない。しおりは成瀬のいったいどこが好きなんでしょう? オトコマエだからですか?(笑)同じ匂いを感じたからとか言われても。前に会ったような気がするのと同じ匂いを感じるのって、感覚的にそんなに似てるか? しかもあんな口調と表情で「僕も同じです」とか言われてもねぇ・・・。全然嬉しくないよねぇ(苦笑)。多分最大の問題は、成瀬としおりのどこが似てるのかが全然分からないことだと思うんですよね。彼らは生い立ちが似ている、というだけの単純な話をしているわけじゃなくて、全然伝わってこないけれども、自分たちの内面にある様々なものが、似ている、という話をしているんだと思うんです。成瀬が「僕も・・・」と言ったあの瞬間に炸裂した違和感は、ごまかしようがない。しおり役の人もリーダーも決して下手じゃないはずなのに、あのシーンの全てがぎこちなくてこそばゆくて収まりが悪くて締まりがない。あの二人のシーンは毎回そうです。意図も目的地もよく分からないままに始まって終わる。謎めいているだけならいいんですが、見ていて恥ずかしいのがたまりません。 しおりと言えば、私は彼女そのものが気に食いません。いや、違う。能力を使いこなせていない彼女自身の頭の悪さが気に食いません(笑)。だって、ホテルの名前でっかく書いてあったじゃん! GGって。なんだよ分かりませんって!(苦笑) アタマが悪いといえば芹沢の上司です。なんだアイツは(笑)。予告殺人のセリフくらいは芹沢ではなくて彼に譲ってあげたらよかったんじゃないでしょうか・・・。いや、せめて「俺もそう思ってたんだ」くらいは言ってくれないと・・・(苦笑)。アンタどうやって今まで刑事やってきたんだよ・・・(がっくり)。 重箱の隅と今回のスキ。 喪服大野。万歳。 斗真くんがうまい。万歳。 周りでケンカが勃発しても微動だにしない成瀬。常に無表情。異様を通り越してシュール。 必ず家にあるのはねじりパンじゃないの? あ、もうないんだっけ。 メガネの君は毎回キスシーンがあるんですか? おいしいなぁ(笑)。 日本だとコーヒー代は小銭なんですよね〜。アメリカはお札です。 サイコメトラーが拳銃を見ただけで銃の携帯許可が出るんですか? 日本も物騒になったんだな・・・。 今回イチの爆笑ポイント。「今夜は貴方をホテルから一歩も出しません!」 熱愛。 今回イチの拍手ポイント。教会のシーン。不気味。薄ら寒い。リーダーがやべぇ。 パチパチする 教会でリーダーが振り返るシーン、Dark AngelのBenが振り返るシーン(1:20あたり)にとてもよく似てます。あのエピソードのJensen Acklesは圧巻でした。 1:09のあたりに歯がいっぱい出てくるので苦手なかたはご注意(笑)。 2008.07.06 Sunday
他にも書きたいドラマの話がたくさんあるので、とりあえずカテゴリを新しく作りました。実際にエントリできるのはいつになることやらです。
映画のレビューと同じく、言いたいことを言いたい放題言っています。 内容の細かいところにも躊躇なく触れますので、この先は自己判断でお願いします。 ************************************************************ 全体の感想を一言で言うと、思ってた以上にハードボイルドで素敵でした。 リーダー贔屓になり過ぎないように、エントリを書く前に3回見直したくらいは好きです。 乱れのない足音が響く暗闇。逃げるように走り続ける芹沢。その構図がもうツボです。彼は逃げられない。 キャスティングは圧勝だと思います。警察側でちょっと不安な人が数名いますが、その他はいい所にいい感じに配置されたと思いました。しおりさんの役の子も意外と好みです。あぁいう演技は好き。斗真くんの熱演も役からはみ出さないくらいにきちんとコントロールされていて安心して見てられました。彼は舞台で輝くタイプだということがよく分かります。どこから撮られても同じ感情を伝えられる。 全体のペース配分は秀逸で、じわじわ押さえの利いたリーダーのシーンと、文字通り疾走していく斗真くんのシーンがうまく織り合わされていたと思いました。個人的には正直リーダーのシーンはちょっと遅すぎる嫌いがあるのですが、恐らく魔王シーンのペースがどんどん上がっていって、芹沢シーンに追いついてシンクロするのが最終話くらいなんでしょう。そうだといい。リーダーに重きを置いて見ている分、このままのペースで10話やられたらちょっと辛いです。特に暗室のシーンは芸がなくて3回目からは長いとちょっと飽きる。 最大の不安はプロットにあります。Mimiちゃんとも話していたのですが、現時点では要素的に映画の長さにまとめてしまえるくらいのネタしかないように見えるわけです。10話も持つのかな? これから一話につきひとりずつ殺されていって、どちらかにしか転べない最終話に繋がるだけなら、それほどつまらないことはない、とすでに不安。第一話と最終話だけ見ればいいような話になってしまいそうで怖いわけです。物事があまりにも調子良く進みすぎてしまっていっているけれども、こういう話は駆け引きが始まってからが面白いので、来週かせめて再来週あたりには波乱が起きて欲しい。リーダーには復讐を円満に果たさせてあげたいんだけど、物語としてはそれではあんまし面白くないと思うんだよな〜。 演出部分でのいくつか。 斗真くんの図書館前のシーン。「自分の手を汚さず!他人を操って!」 ・・・なんでそこで引いちゃうの? ソコは引いちゃダメだよ〜。斗真くんが可哀想だよ〜。と思いながら、つい笑ってしまいました。熱弁ふるうシーンを熱演している俳優さんを置いて、遠ざかっていく奴があるか!(爆笑) 置いてきぼりにされる芹沢がなんとも滑稽で、取り合えず斗真くんが気の毒でなりませんでした(苦笑)。いい演技だったのに・・・。 二宮くんのシーンはあれはなんですか? まったく意味のないあのシーン。なんてことだ。特にそこまで流れがいい感じに来ていただけにもーがっかりでした。しかも二人がうまかっただけにさらにがっかり。もったいない。ありえない。大宮の二人にはあんなバカみたいな横槍シーンじゃなくて、もっと観客を根こそぎ倒していくような競演をして欲しいんです、私。あの二人が本気でガチンコしたら、私の脳みそ吹っ飛んじゃうよ。 さして重要じゃないけどちょっと引っかかった部分。 魔王はマッキーを愛用(笑)。なんかやたらと綺麗に映っていたので気になっちゃった。 リーダーの手。あの人の手は一瞬見ただけじゃ男か女か分からないと思うな(笑)。 心がないと言われた直後に泣き出す魔王(苦笑)。どういうことだ? というか、このセリフのおかげで魔王の設定が曖昧になってしまったという点では笑ってる場合じゃないと思うんですけど。復讐心から全てが繰り広げられているお話なのに、心がないわけないじゃないか。 秀雄は何回見ていればいいのか。毎回言われたらちょっと辛い。のでこれきりにしてくれると嬉しい。 いろいろ思うところはあるんですが、まだ一話目だし、三話目くらいまで様子をみようと思っています。正直現段階では、芹沢ベースで見たほうが面白くなるような気がしてならない。今のままではリーダーの分が悪すぎます。魔王というタイトルに頼りすぎて本人の設定が曖昧な上に役が薄っぺらい。 随分と引っ張りましたが、大野智について。 とりあえずは万歳です。三唱くらいはしたい。取調室はちょっと長すぎたせいもあって逆に周りが気づかないのが奇妙でしたけど、基本の無表情は全てにおいてよく出来てるなぁと思ってみていました。芸術品のようだ。タイトルは怒り。虚無ではない無表情。それって凄いことだと思う。それから俳優大野智は、多分本人が思っている以上に、迸る感情の表現に長けていると思う。冒頭で花束を置いた時の憤怒は圧巻でした。出だしであれをやられたらもうお手上げです。完敗。芹沢にはじめましてといわれた後、階段を駆け下りていく足音が消えないうちに成瀬の片頬が憎悪に震えた時には私の魂が震えました。ハレルヤ。ハーモニカを握り締めて泣かれた時には可哀想でこっちが泣きたくなりましたよ。そんな顔しないでー(単純)。たださっきも言いましたが、成瀬のもつ感情の両極は今回で出し払ってしまったと思うので、これからはその冷徹と激情の間を描いて欲しいと思っています。隙間を埋める演技が一番難しいと思うのよね。けれどリーダーの描く人間には深みがあって欲しいと思うのです。 ********************************************************** 主題歌がやけに耳に残る・パチパチする ところで皆様、先先日の宿題くんのエントリ、なんと53拍手もいただきました(爆笑)。あれはだって反則だよね〜。 色気! とりあえず色気! 皆さんに分かっていただけて嬉しかったです(笑)。パチパチありがとう! 7/3 真さん> はじめまして^^ はくすコメントありがとうございます。そしてようこそ〜。嬉しいコメントいただいて、こちらこそ読んでいただいてありがたい限りです。そのバランスが最大の魅力、全く同感です。だからこそ一貫してしまったらつまらなくなってしまうと思うんですよね。その奥の奥、見てみたい気がします。でも本人も分かってないような気がたまにします、そういう時に彼の繊細さを感じたりする。二宮さんはあまり話題に上らないブログですが、愛はあります。だいすきです二宮さん。あの才能に一度触れてみたい。 7/3 なみこさん> なみこさん! なみこさん! あーもー。やっちゃった(崩)。ごめんなさい〜。懲りずにコメントくださってありがとうございます(感涙)。嵐のみなさんはみんなをそれぞれ受け入れていると感じられる瞬間が多々ありますけど、一番顕著なのはニノだなぁと思ったりします。仕事中にゲームをやり始めたのはいつ頃で、そんなことになるまではどんな過程があって、最終的に下されたその判断に他のメンバーはどんな顔をして受け入れていったのかな、と思います。あれを許す信頼っていのは多大なものがあると思うんですよね。ハグやチューや恋人つなぎに、実は癒されているメンバーが確実にいるはずです。むしろみんな実は好きだと思う(笑)。体温は安心します。嵐はみんな意外と淋しがりやだから、ほんとは嬉しいはずだ(笑)。 7/3 かえるやんさん> ニノは嵐にいなかったらとりあえず芸能界の表舞台にはいないような気がしますよ。辛いと思う。名古屋2日目のニノがすごかったという話はいろんなところで聞きます。鬼気迫るニノ、というのは、一生拝めない気がしているので、なぜならこれ以上の事故や悲劇は起きて欲しくないから、かえるやんさんは物凄いものを見たんだと思います(苦笑)。ニノのファンも大変でしょうが、相葉も大変です。確信犯も大変だけど、分かってない人こそ危ない! あの色気は犯罪です! 誰かアイバを捕まえて! 7/4 mimiちゃん> 私も出来ると思う。あなたとなら、何かと色々、可能な気がするよ。アイバ好きにはミラクルが起こるはずだ(笑)。 7/6 10:51さん> 私は明々後日くらいまでがんばれそうです(笑)。も〜。地団駄。 | 1/1PAGES |
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