ONE VOICE

笑っていれば、イイコトあるよ

* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *

Don't love me for who I am.
Love me for who I can be,

and I'll be that person for you.
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Charity #7: Spelling out the Blue Sky

Music: I think I'm in love with you - Jessica Simpson

メッシのワールドカップが終わりました。

最後のほうは熱のせいなのか暑さのせいなのか、
なんだか随分顔が赤かったように思います。

汗なのか涙なのか、
目元のあたりがぐしゃぐしゃで、
戦うということは一概に言って切ないと思いました。

キーパーの正面に収まった最後の一弾に、
甲子園で、
間に合わなかった最後のファーストベースに
ヘッドスライディングしていく子の背中を見る。

メッシを見ていると、
背格好が小さくて、顔もどことなく幼いし、
もちろん責任やら期待やら押し潰されて不思議じゃないくらい背負っているのだけど、
ただボールを一目散に追って、かけっこをしていく姿が無邪気で、
サッカーを
すきだ
と思うその気持ちが、よく分かる気がする。

あれだけ若いうちから、
耳が聞こえなくなるくらいのシャッター音と
目も眩むようなフラッシュに囲まれて、
ただボールを追っかけてネットに蹴り込む純真さを失っていないところが、
素朴でいいなと思うのです。

サッカーはよく分からないけど、
彼の持つその愛情と情熱は、応援することができる。

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常連さんの中でもかなり前から親しくさせていただいています。
いつもコメントをありがとう!
凛さんより長らくお預かりしていました。

「櫻井さんの声」でお願いします。

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櫻井さんの言う、
「あのー、」
という前置きが好きです。

まっすぐな伸ばし棒と、読点まで入れて愛す。

その後に続く言葉は、
彼があの頭の中でひねり出した結論なのです。
形のなかった何かが、
櫻井さんの口から出て、空気を揺らす存在に変わる。

彼だけの何かを、シェアしてくれる前置き。
それを愛さずにどうしよう。

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私がたぶん一番好きなシークレットトークは、Wishの時のもので、
出だしから絶好調超の櫻井さんのけたたましい笑い声が好きです。

あの笑い声だけで笑える。

それからご好意に甘えて聞かせていただいた2006年の韓国シークレットトーク。
無駄に野太い、古今東西の

いぇーい!

も好き。

盛り上げたい意欲満点の、
あの分かりやすさは信じられる。

そして何も気にせず一緒に乗っかっていける。

いぇーい!

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混ざったものの何もない、
まっすぐな弾道。

たくましくまっしぐら。

時々、
櫻井さんは、心電図までが太いような気がする。

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今の落ち着いた大人の声がシックですてきだなと思う反面、
いかにも若い、
がんばってますいっしょうけんめいです感あふれる、
上ずった少年の声も好きです。

あの声で約束されたから、
嵐のファンでよかったと思ってもらえる嵐
に価値があるのだと思う。

見てくれが変わっても
キャラが変わっても
声が変わっても
ずっと嵐。

ファンに好きでいてもらう嵐。

5x10

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NYで櫻井さんを生で見て、
その声を生で聞いたとき、
意外と声は低いのだなと思った記憶があります。

そしてゆっくり語られる英語のひとつひとつが、
丁寧で、誠意に満ち溢れていて、
いかにも真面目で正面からしか突っ込んでいけない、
櫻井翔という人そのものなんだと思いました。

ゴニョゴニョできない。
彼は、単純化するとコンピュータ言語みたいなものだと思う。
1か0。
All or Nothing.

そしてどれだけAllが遠くても、
より1に近づくために、
また頭から突っ込んでいく。

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H2という、
あだち充の漫画があります。
こないだも別のCharityエントリでこの作品の話をしました。

主人公の一人に、
橘英雄というバッターがいます。
できれば敬遠したい4番バッターです。

「素敵な人ですよね、橘くんって」
と古賀春香が言うと、
橘くんのガールフレンドの雨宮ひかりが、
「うん、ちょっと融通利かないけどね」
と言います。

私は、橘英雄は櫻井翔だと思う。

才能の上に、努力の筋肉を被せて、
怪物と呼ばれながら、
最後まで比呂のストレートを待つ。

最後まで。

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櫻井さんの声には、
深みがある割に、
レイヤーがあるわけではなく、
ただ深い。

上品さも洗練さも猪口才なものは捨てて、
精悍な前進力で掘ってきた、
開け放された深淵。

そこにはトリックもまやかしも、何一つない。
純粋な奥深さ。
情熱のある奥床しさ。

その声が言うことなら、
頷いて聞き入れて、心の奥に留めて置こうと思える。

夏の朝の玄関を開けると、
もう高い空が、
今日は暑くなるよと語りかけてくる。
手の届かない青を見上げて、
意味もなくテンションが上がる。

そんな晴れ晴れとした気分。

櫻井さんの声。

パチパチ。はればれ。

Charity | 00:42 | comments(2) | trackbacks(0)
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Roxieさん

とても素敵な文章をありがとう!
嬉しくて感動しました。
本当にありがとう。
| 凛 | 2010/07/05 19:30 |
凛さん

どういたしま!
おそくなってしまって、ほんとうにごめんねー。
お待たせしただけの価値のあるものになっていればこれ大喜び。
| Roxie→凛さん | 2010/07/13 22:51 |









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