ONE VOICE

笑っていれば、イイコトあるよ

* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *

Don't love me for who I am.
Love me for who I can be,

and I'll be that person for you.
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Euro Trip
こんなタイトルの映画がありましたが。

ニノがスペインにいるそうですね。
ヨーロッパ嵐界隈情報によりますと、鉄コンのプロモーションではないかという話が出ております。
みなさん単なる憶測です。そういう話があるだけです。
が、
to recieve Special Mention award at the 40th Sitges for the animation
とか
Maybe to Festival Internacional de Cinema de Catalunya???
という話が出ているので、ちょっと調べてみました。

こちらのウェブを少しスクロールダウンすると、ANIMA'Tというカテゴリの二番目にMichael AriasのTekkonkinkreetがSpecial Memtion(要するに特別賞)を頂いたそうで。作品紹介のページの声の出演の欄にはニノの名前が載っていたので、吹き替えではなく字幕で上映されていたみたいです。

・・・ただ問題は、私にスペイン語が読めないことと、英語であってもどうもコレは可笑しいような気がするわけで。
このフェスティバルの開催期間がどうも10月の4日から14日だったように見えて仕方がないんですが、これは何かの間違いなのか?(笑)

それとも受賞がこれからなのかな?
arashi | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0)
ZZZ
こんにちは。

久しぶりに普通のエントリをするにあたって、こんなこと書くのもどうかと思うんですが、

眠い。

とりあえず眠い。

明日ペーパー提出で、正直なんかもうホントにどーでもいいリサーチペーパーで、物凄く単純なたった一枚のFundingの資料からとてつもなくどうでもいい話をえんえん引っ張ってなんとか3枚にしようとしてる自分が情けない。

忙しいけど、多忙なわけじゃないんですよ。
忙殺されるとか、そういうことでもないし、自分のやりたいことはしっかとやってるんです。GRAは残念ながら正直Drop out気味ですが、相葉ちゃんのあの髪形にも慣れてきて動物園とかつまみ見してるし。宿題くんもちゃんと見て笑ってるし、ガリレオもばっちぐーで毎回悶絶しながら見てる。湯川先生は神だ。おかげで火曜日とかいきなり顔が緩んでニヤニヤしだしてしまったり、完全に可笑しな人になってるし。
一度気になるととりあえず一通りは網羅したい人なので、勢いあまって$90も払って福山さんの17年モノのDVDを買ってしまい、それと送っていただいた嵐関連DVDとかが日々のBGMで、プレゼントかペーパーとかNY関連リサーチとかしてるわけで、それなりに娯楽もあるし。
ガリレオにいたっては本まで買って読んでみたし。

ヤリたいことヤって、楽しんでるんです。(笑)

それは間違いないんだけど。

先週末はThanxgivingだったんで、お友達のおじいちゃんのおうちに毎年恒例で連れて行ってもらうんだけど、そこでたらふく平らげて、あげくにおじいちゃんのいとこという人の息子さんとの縁談を持ちかけられて正直ドン引きしたり(爆笑)。
その後金曜日からSan JoseまでMimiちゃんと7時間ドライブで大親友に会いに行ってみたら、その親友が当日彼女と別れることになってしまいなんか泊まるのも気が引けて。まぁ結局泊まったけど。(苦笑)

なんかね〜。

学校が終わるのが21日の予定なんだけど、NYに移るのをクリスマス前にしようか後にしようか迷ってて。でも今年中には動こうと思ってるんです。仕事始める前にちょっとは街の空気に慣れたいし。

でもね〜。

ちょっとまとまったOffが欲しいよねとか、嵐の皆さんが聞いたらきっと怒るだろうなみたいなことを思ってるんです。

自分のやりたいことをやる時間を減らしてきっちり寝れば、もっとしっかりとした毎日が送れるような気もするんですよ。もっとシャキッとした毎日というか。朝しっかり起きて飯食って、みたいな。ある意味これでも充実してるけど、なんか効率的じゃない気がするんです。それがとりあえず残念で。書きたいことも溜まっていく一方だし。

建て直したい気がするんだけど、でももう手遅れで、こっから先一ヶ月はFinalに向けて一直線なわけで、コンサートで言ったら多分「ここには?」といわれて「あるからー!」と言ってしまったあたりで、あとはもう休めない、みたいな。

うん、よく考えたら夏休みがなかったのがいけないのかな〜。夏休みが一番忙しかったもんな〜。あ、いや、春学期も忙しかったけど。うん。

はぁ。

ここまでやったら後は休めるぞ、みたいなゴールが見えてこないのが辛いな〜。
Finalまでがんばろう、と思っても、その後すぐNYに引越しだし、その後すぐに家探しだし、その後すぐに社会人デビューだし。

う〜ん。

ちょっとくじけそう。
でもがんばらねば。
愚痴っても宿題は減らないし。
とりあえずは目の前の敵を倒そう。
その後のことはそれから考えよう。
相葉的になろう。
もうすでにアイバカだけど相葉化しよう。
がんばろう。


Roxieの相葉化を応援する(笑)


先日のリーダー聖誕祭のエントリ、ぱちぱちたくさん頂きました。ありがとう。
やっぱリーダー愛されてるな(笑)

スピルリコさん>もんのすんごく前に、はくすコメント返信のお返事いただいてました。お返事がこんなに遅れて土下座です。すみません。そしてスピルリコさんのコメントを深読みしすぎて意味不明な返信をしててすみません。私はてっきりあーばさんが永遠に22に見えるし、彼にありがとうを、みたいな完全に相葉推しを前面に押し出した解釈をしておりました(恥)。これに懲りずにまたコメントくださると嬉しいです(苦笑)。

11/27 直子さん>暖かいお言葉ありがとうございます。寝ないで起きとくのは結構いけるんですが、一度寝ちゃうとなかなか起きられなくて(苦笑) がんばりまーす。

11/28 bibiさん>ごぶさたしております〜! また来ていただけて嬉しいです^^ 智くん好きの方に喜んでいただければ何よりの喜びです。・・・喜びの涙であったと自分に都合のいい解釈をしております(笑)。自分勝手な考えだったので余計に嬉しくなりました。最近あまり更新できてないですが、時たままた遊びに来てくださると嬉しいです。

11/29 Rumyさん>返事しないわけにいかないですよ〜^^ コメントありがとうです。Rumyさんのとこ毎日通ってるんですが、コメント残さずに失礼してます。ヤッターマン、私知らないんですよね〜。名前だけでもう十分面白いですけどね。When I say ヤッターとか、やって欲しい(爆)

11/29 メルティーさん>はじめまして〜。はくすコメントいただきました。ありがとうございます。自己満足な見解を書きなぐった感じだったので、同感いただけて嬉しいです。これからもたまにロムりにいらしてくださいませ^^
日常雑談 | 02:11 | comments(0) | trackbacks(0)
11月26日
例えばきっと
暗い会場にアイドルが灯れば
うだっていた熱気も舞い上がって駆け昇る
そんな妄想をしてみる

けれどきっと
暗い会場にただ一筋の声が透き通ったら。
もう何も動かない。
ゆらゆらと立ち上る白煙に影が浮かんだら。
もう誰も喋らない。

彼がその脚を地に降ろせば
前へ踏み出したら
軽く鳴らしたのなら
そんな想像をしてみる

それだけで、もう死んでもいい。

格好というものはつけるものではなく
良いか
悪いか
そのどちらかなのだと彼を見ていて良く思う。

格好がいいんだ。どこまでも。

私の思う大野智という人間を嵐という枠を外して悪く語ってみる。
ジコチューな人だ。
自己に忠実な男だ。
自分にだけ忠実であればいいと思っていて、そして自分にだけはいつだって誠実である。
決めたらテコでも動かない。嘘は吐く意味がない。言い訳はしない。
彼を負けず嫌いだと書いているインタビューをいくつか見かけたけれど、個人的には「負けず嫌い」という言葉が異質に思えて仕方がなかった。決め付けたような考えを言えば、「大野智」と「負け」と「嫌い」は同列じゃない。彼はそもそも負けたり嫌ったりしない。彼が気にしているのは勝敗や好みより、納得の問題だという気がする。
突き詰めて追い込んで最後まで高められた神の下す崇高な納得。
腑に落ちたその納得に誘われて出てくる感嘆の溜息。
それが大野智の本気。

泣いている大野智は素敵だ。
歌っている大野智は魅力的だ。
踊っている大野智は人類の神秘だ。
笑っている大野智は愛だ。
けれど黙ってそこにいる嵐の大野智は、ただそれだけで素晴らしい。

その存在と人柄に。
嵐ファンだけが触れられるそれが、プレミア的で、嵐らしい。
決められたリーダーよりも、あだ名で呼ばれるリーダーのほうが、真実に近い。
リーダーと呼びたくなる人。
だからこそ、じゃんけんで勝たなくてはいけなかったんです、あなたは。
お誕生日おめでとう。頼りにしてるよリーダー。


リーダーはどのグループにもいるが、キャプテンは嵐にしかいない。
b-days | 21:27 | comments(2) | trackbacks(0)
限界実験。
くたばっておりますが、息はしております。
ご無沙汰です。

4日で合計10時間。

睡眠時間の話です。自分の限界に挑戦してみました。
水曜日の夜4時間、木曜の夜徹夜、金曜日5時間、土曜の夜徹夜。

水曜の夜は福山さんのせいで、
木曜日はClass ProjectになっていたFundraisingのイベントが終わったのが1時半で、そのあとにHollywoodまでいって、そのまま丸一日映画の撮影を手伝わなくてはいけなかったから。
金曜日はHollywoodから帰ってきて12時でやっぱり福山さんのせいで寝るのが遅かったから。
土曜日はPaperを書かなきゃいけなかったのと、また映画の撮影の手伝いで朝が4時だったので、寝るのをあきらめたから。

ということで猛烈に眠い。
というか、書きたいことがありすぎるのに、頭が回らない。
いや、意外と結構まわっているんだけど、物凄く長くなる話なので、仕切りなおします。


相葉さんもRoxieさんもお疲れSummer・パチパチする


忘れるのが怖いので、以下覚書。
意味不明かつ失礼な文面もありますが、明日あさってには良いように意味を成します。

■DirectorとJack Welch:Vision:脚本と監督:夢につきあう:我侭につきあう:作品という名のもとで限りなく傲慢であること
■勝手の分かる現場:分からない現場:向き不向き:向かない振り向かない
■福山:器用貧乏:伝える感覚:大雑把なくくり
■大人買い:Friends, QAF、まっすぐ、Banana Fish:嵐:妻夫木:福山
■相葉:舞台
■Billy Gilman:I am.:The color of hope is
日常雑談 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0)
連休
アメリカでは月曜日が祝日でお休みだったので、金曜日に学校がない私は嬉し楽しの4連休でした。しかし残念ながら明日からまた学校です。ホントがっくり。

金曜日が誕生日だったので、友達とちょっと遠出して焼肉@日本食に行きました。近場にはコリアンバーベキューがいっぱいあるのでいつもはそっちが多いんですが、やっぱり日本食はおいしいです。好き。結構前にも一度行ったことがあるお店なんですが、日本食の焼肉屋さんってやっぱりあんまりないので、日本の有名な方とかいらっしゃってるような穴場なんですが、今回行ったら赤西くんの写真とサインが飾ってありました。うちからはちょっと離れてる場所でがんばっていたと聞いていたのでびっくりしましたが、結構かっこよく映ってましたよ(笑)。お隣にはフィギュアの真央ちゃんの写真とサインがありました。ここら辺で練習してるのかしら。

土曜日と日曜日はひたすらに日本のドラマと映画を見てました。妻夫木くんフェスティバルは、残念ながら見られるものが底を尽きてしまい、終焉せざるを得なくなってしまったのですが、6年間妻夫木くん一筋の高校の友人が「ジョゼと虎と魚たちを見ろ!」と言っております。・・・そんなこと言われても、手に入らないものもあるわけで(苦笑)。機会があったらぜひ見たいのですけどもね。犬童監督の映画ですよね? 池脇さんがよかったと聞いています。
昨日はガリレオを見てました。福山さんかっこいい! いや、どうなんだろう、福山さんは確かにかっこいいんだけど、あれは湯川先生がかっこいいのかな。うん、まぁ、なんでもいいんですけどね、かっこいいから(単純)。4話までしか見てませんが、「僕なら、痣も残さない」と言われた時には、両手を叩いてバンザイをし、「ヤッター!」と明け方4時に一人でPCに向かって叫んでしまったくらいドツボでした(ホントの話)。かっこよすぎる(卒倒。)
福山さんがあんなに背が高いとは知りませんでした。Wikiにも載ってなかったんだけど、相当身長ありますよね? 甘いマスクというのはああいうことを言うのね、というお顔立ち。メガネがよくお似合いになってステキだわ〜。そして声が倒れるくらい渋い。ステキ。素晴らしい(完全に信者)。ちなみにうちの父に湯川先生によく通じるものがあります。「さっぱり分からない。実に面白い」のくだりなど、リアルに何度か聞いたことがあるよ(笑)。湯川先生は何気にAの嵐とか好きそうだよね。しっかし一話の唐沢さんは凄かった。あの人本気で怖かった。顔が変わるよね、役によって。あれってやっぱり凄いなぁ。人相ってどうやって変えるんだろ。

マラソンと東京タワーに手を出しかけたんですが、なんだか初めの10分くらいで挫折してしまいました。なぜだろう。そのうちまたチャレンジしたいです。その気はあるんですよ。嵐大好きだから(動機が不純)。

一年前の夏までは、日本のテレビというものとは全くの疎遠で、Aの嵐とかを見るまで、正直まるっと3年くらい日本の笑いとか物語とかドラマから完全に離れていました。日本人の友達も去年くらいまであんまし仲良くなかったし。それは英語力の関係もあってそうしようと思ってた部分が人間関係の範疇ではありましたが、テレビとか情報関係はそれとはまた別で。見たいと思っても見られなかったり、そもそも誰がどれなのかも分からなかったりとかもあったし。胸を張って全てを語らないだけの分別はありますが、やっぱりインターネットって凄いな、ありがたいな、というのがとりあえずの感想だったり。アメリカも好きだし、アメリカで生きていくのも悪くないけど、やっぱり何だかんだいって日本が好きだな、と最近よく思います。ドラマも音楽も4年以上前に日本を離れた時は確実にアメリカのほうが好きだったけど、最近はどっちも面白い。むしろどっちが、という枠が最近はとれて、和でも洋でも、面白いものを面白いと思うようになりました。それだけ段々主観的にどちらをも見られるスタンスに近づいてきたということでしょうか。アメリカは前までと違って全く知らない土地というわけでもなくなったし、日本の最近のトレンドも分かるようになってきた。Orange Daysを見ていて、私がアメリカに来てしまったがためにおくれなかった日本のキャンパスライフは楽しそうだな、と思いました。素直にね。なんとなく。できることならどっちもやりたかったな〜というのが、正直なところ。前まではそういうことはできるだけ考えないようにしていたんだけど。比べちゃうとどうしてもやっぱり日本に軍配を上げたくなるものですから、後悔したくなかったし。でも最近はもっと冷静に、ただ、「あぁ、楽しそうだなぁ」とか「あぁ、日本も悪くないだろうなぁ」とか、後悔とは違って、単に想像したり、夢を見たりできる。それはアメリカに来ているから思うことかもしれないけど、いくつもの選択を迫られる人生の中で、誰もが抱えていく想いなのかな、とも思います。

・・・なんでこんな話をしているのか知りませんけども(笑)。


パチパチする


大変遅くなりましたが、以下、はくすコメント返信です。お待たせして申し訳ありません。

11/09 19:11-様>青の炎は痛ましかったなぁ。ニノは結局救われない役でしたから、彼の演技で救われる人がいるってことは、素敵なことだな、と思います。松浦さんとのシーンは、本当にすきでした。抱きしめてあげたかった。そして鉄コン! 私すっかりレビュー書いた気でいましたが、書いてなかった(がーん)。おまけに今となってはあんましよく覚えてない(ちーん)。でも鉄コン、好きだったことは覚えてます。それだけだけど。そしてニノが原作を読んでどこらへんで何を想って泣いたのか、とても興味があるんですよね。なんか気になる(笑)。

11/10 08:02様>はくす+コメントありがとうございます。嵐とともに、素敵なことを目指してがんばってまいりま〜す^^

11/10 13:32 スピルリコさん>彼は確かに永遠の22歳に見えなくもないですね(笑)。実際は亡くなってしまった友人がいて、彼女はこれからもずぅっとリアルに22歳なんで、彼女のことを忘れずに、でも囚われずに歩ってかないといけないなぁ、と思っているところです。難しいですけどね。だからこそ、なんだか一生懸命素直に祝ってもらった誕生日でした。
日常雑談 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0)
どろろ
*誕生日のパチパチありがたくいただきました。感謝です。コメントのほう、今晩か明日には返させて頂きます。メールいただいている方も、しばしお待ちください。*

Orange Daysから始まって、ただいま妻夫木くんフェスティバルを開催中です。
といっても涙そうそうからどろろへと流れた程度です。

言いたい放題言ってます。
どうぞよろしく。

Orange Daysは手話が好きなのでそれだけでよかった。
きちんとお互いを見ないと通じ合えない会話のありかたって、それだけで愛おしい。
好きだと言うまでに8話くらい費やしたわりに、ベッドインまでハイ、2秒。というところに驚きを隠せませんでした(苦笑)。もっと櫂くんと沙絵ちゃんはオクテ同士だと思っていましたが、好きと言い合ったらそれで全てを許してしまえる間柄だったんでしょうか? ちょっと腑に落ちない。
そして最後の2話の時の流れの速さが滑稽。そして沙絵ちゃんが身勝手すぎる。そして櫂くんが良いヤツ過ぎる。まぁ、付き合い始めるまでに8話くらい丁寧に費やしたために許される横暴な展開だったように思いました。
最後のところはちょっと「愛しているといってくれ」に似た展開でしたが、あれはわざと? というか「愛していると〜」も、私、別に見たわけじゃなく、本を読んだだけなのでアレですが、リンゴがオレンジに変わっただけじゃない? そんなことない? 北川さんの脚本、話の流れは嫌いじゃないのですが、肝心のところでとてつもなく恥ずかしいセリフを挿入してくるので、私は今回、恥ずかしすぎて泣ける、という貴重な体験をしました。日本人とお付き合いしたことがないので分からないのですが、日本人の恋人同士、または恋人になりたい人同士って、あんなこと普通に言うの?! 成宮くん、歯も浮かさずによくがんばった!

涙そうそうは、沖縄弁がすきなので、それだけでよかった。
長澤さんは「優しい時間」でしか見たことがなかったので、そのかわいさがよく分かっていい映画だったと思います。妻夫木くんは、相変わらずいい人だった(苦笑)。物凄く泣きましたけど、やっぱりこの話も、時間の流れの使い方がどうも腑に落ちない。一年半も音信不通である必要はあるのか? 長すぎない? つまりよく考えると、二人の関係が結局物凄く中途半端なまま終わってしまった感じがしたの。ただ単に血の繋がらん兄妹なら、あれだけ仲良かったのに一年半も音信不通にならないだろうし、男女としての意識があって音信不通なんだとすると、でも最後の贈り物はなんかどうも兄から妹への贈り物にしか見えないわけで、矛盾しちゃってどうなのよ、という気分にもなる。いや、多分男女としての意識は私の考えすぎなのかな。多分、あの二人は、血が繋がってないし、他人として生きていきましょう、みたいなスタンスから離れて暮らし始めたんだよね? 多分それが一番素直なとり方なんだよね? そうすると最後もつじつまが会うもんね? でも、なんか妻夫木くんのちょこちょこみせる仕草が、そこらへんを勘繰らせる感じで、微妙なんです。他にもちょろちょろ気になる部分があったし。
画の取り方はとても好きでした。光だけ残して暗くなっていくっていいね。あれ、とても好き。
しかし人が亡くなる、ということは、それだけでとても哀しいね。
なんか、それだけの映画であった、という気も、しないではない。
十分良いとは思うけれど。

さて本題。どろろ。
申し訳ないとは思うけど、率直な感想を一言。

ヒドイ。

まず百鬼丸はどうなんだ? 真面目一徹なのか? 人を寄せ付けないのか? それとも無邪気なのか? 面白いのか? 爽やかなのか? どうなんだ? 複雑な子供時代と、人間妖怪事情で難しいのは分かるけど、結局彼がどういう人間なのかがさっぱり分からん。口調が雑なのもなんか中途半端でよく分からない。いきなり尾行られて、不機嫌マックスで首絞めたかと思ったら、おとなしく連れ立たれて、さらには「おい、こっちもすげぇぞ」って、お前もうそんなに仲良くなっちゃったの? みたいな。打ち解けちゃったの? みたいな。物分りがよすぎるんじゃない? っていうね。表情に影がありすぎる割に、人柄が意外とストレートに優しい。明るい。ミスマッチ。分からない。謎。
話の内容は面白いし良いんだけど、なんか世界観がはっきりしない。日本の話じゃないけど、戦国の日本をモチーフにしてるんだよね? 多分ね? モチーフの割には、参考にしてる割合が高すぎる気がするんだよね? だから手術のシーンとか、いきなりチューブとか電気とか出てきて西洋テイストが入ると物凄い違和感がするわけよ。それとかお城のデザインとかね? ハウルの動かない城みたいな造詣が謎。和なの?洋なの? むしろ華?という話。
話の展開の順繰りも鈍。百鬼丸の生い立ちに時間がかかりすぎ。長い。初めの20分にそれは長すぎる。見てる側は別にそこまで細かいことにはこだわらないよ? どろろの生い立ちも別にわざわざビジュアルにする必要はなかったんじゃなかろうか? 普通に影光に親を殺されてとても憎んでいる、という程度で、十分なんじゃないかな。柴崎さんは、それで十分表現してたと思うけど。
だから頼むからそこで時間短縮して、最後にもっと時間かけてやってよ。影光さんが再登場した辺りから、とりあえず話が転がりすぎ。みんなもっと当初の目的を大切にしようよ! みたいな。百鬼丸のお母さんはとりあえずまるで役立たずだし、何しに出てきたのかもよく分からない。いや、もちろんストーリー上大切な役割を果たしているのは分かるんだけど、みんなの心の中をかき回した挙句、あんなにあっさりと殺されてしまっては、何しに戦場に出てきたのかがまるで意味不明。そして影光さんは人を切りすぎ。そんなにあっさりとしていてはシュール以外の何物でもないよ。そのわりに最後に素直に改心しすぎ。いったい何がきっかけであんなに善人になってしまったのかがまるっきり謎。何がそんなに心を動かしたんだ? 天下が欲しくて百鬼丸を売り飛ばしたのなら、その弟に天下をくれてやると言われたところで魅力を感じる理由が分からない。別に自分じゃなくてもよかったのか? でもその割りに自分の代で天下統一が終わらないと思ったらずいぶん絶望的な顔で悲嘆にくれたじゃないか。そして邪魔者は排除しようと息せき切って百鬼丸のとこまでやってきたじゃないか。年を食ったら物分りもよくなったのか?(謎) あんなに簡単に悪魔に身を売って始まった話なのに、なんだか最後はやたらと人間的な彼になってしまい、なんだか非常に意味不明。後悔はしてないけど、でも済まないとは思ってるわけだよね? だったらお母さんを一刀両断にした理由はなんだったんだ?(謎)
そして弟よ。名前も忘れてしまったけど弟よ。君は10分前まで命を掛けて切りつけた兄に城を譲りたいなんて、なんて都合のいいヤツなんだ? ただ自分の名前が使い古しだったというだけであんなにも逆上して、お母ちゃんに当り散らした結果、お兄ちゃんと世紀の兄弟喧嘩を一方的に布告した挙句、負けて殺され、悪魔に身をのっとられ、父が身代わりになってくれたら、今度は僕はおにいちゃんの言うこと何でも聞くのか? どんだけー!

とまぁ、とりあえずどろろは、私の中で非常におもしろおかしい映画として登録されてしまいました。分からん。謎だ。なにがしたかったんだろう、あのお話。
かえって非常に原作が気になります。うちのおとーさん持ってるかな。今度聞いてみよう。

しかし妻夫木くんはとりあえずどうしようもない善人顔と善人声ですね。声まで優しい。だから怒ってるんだけど、なんだか諭されているような気分になる。
ということでOrange Daysと涙そうそうはとってもはまり役だと思ったけど、どろろはどうだか微妙です。でもかっこよかったから良いんだけどね。とりあえず、どろろは、私は最初から最後まで「いいなぁ、おいしいなぁ」とブツブツ呟いて見ておりました。
あぁ、ああいうお兄ちゃんが欲しい。


パチパチする
review - movies | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0)
11月9日
どうしても衝動を抑えきれず、宿題を終わらせたら即本屋へ車を飛ばし
女性自身を購入。
22歳、最後のお買い物は、ラブ。

オレンジデイズを見ていたらばいつの間にやら23。
面白いんだけど、もう朝の5時半。
いい加減に寝ます。

永遠に22歳の友達がいます。
私だけが、これからこうして年を取っていくのかな。
22歳の一年は、ず〜っと嵐と一緒の一年でした。
楽しくて、嬉しくて、幸せで、毎日相葉色で。
ありがとうのたくさんつまった毎日を、23歳でもがんばって生きていきます。

前へ前へ。


はっぴーばーすでーする
日常雑談 | 05:26 | comments(6) | trackbacks(0)
Gone Baby Gone
gone baby gone

Starring: Casey Affleck, Ed Harris, Morgan Freeman
Directed by: Ben Affleck

映画が終わった途端、一番前に座っていたおばさんたちが喚き始めた。
「最悪の映画よ、なにコレ。こんな終わり方なんてありえない」
連れ立って来ていた他のおばさんたちが力強く頷く。その2列くらい後ろに座っていた女の子たちが唱和する。
「私もそう思ったの。こんなのってないわよね。酷い映画だわ」
おばさんとその女の子たちはエンドロールの半ばくらいまで立ち話をして、「友達には10ドル捨てることになるから、絶対に見ちゃだめよって言わなくちゃ」という結論が出たところで、散会していった。

誰でもいいから同意を求めたくなる映画です。
自分ひとりだけで、納得して映画館を出るっていうのは、絶対に無理だと思う。
終わった瞬間、誰かと話したくなる。
きっと自分は間違ってないことを証明したくなる。
私は終わってから、ず〜っと椅子に座って、そのあとトイレに10分くらい篭ってから、音楽も流さずに高速を飛ばして、寮に戻ってきて、とりあえずPCの電源を入れました。
想うことが、とてもたくさんある。
酷いエンディングで、きっと間違いない。
けれど、映画それ自体が酷いわけじゃないと思うんだ。

最後の間がね、長いんだよ。絶対にわざとなの。
嫌な奴だなBen Affleck。
でもよくできてる映画だった。
GoodかBadかで聞かれたら、人によって好みは分かれるんだろうな。
でもInterestingかどうかで聞かれたら、Interestingで間違いないよ。

映画の全てを通して問いかけられる数多の質問に、答えられる必要はないと思う。
人の数だけ正論がある。
けれど考えなくちゃいけないと思うんだ。
自分だったら、どうなんだ?

不安になるから、話し出す。

Ben Affleckが狙っていたものは、まさに「終わった直後に話し出す観客たち」なのだと、とてもよく分かる。そしてそれは、確実に達成された。

I say, go waste your 10 bucks.
10ドル、捨てるだけの価値があるよ。

A

*以下、長い余談*

単純にね、Caseyが見たかったんだよね。暇だったし、やることもないので、映画にでも行こうかな、と思って映画館に行ったらやっていたから、「おーラッキー」と思って、軽い気持ちで見たんです。Benが脚本+監督だってことは知らなかったの。最初のクレジットで知って、わくわくした。MattとBenには甘いんです。二人とも好きだから。でもCaseyが出てるということしか知らなかったし、それだけを目的に行ったから、話の流れもぜんぜん知らなかったし、話のトーンすらも分かってなかった。でも話の流れに逆らわず、ただのスリラーだと思って見とくのがいいよ。それでも十分楽しめる。そして最後に良くも悪くも打撃を喰らえばいいんだ。

Caseyは期待通りでした。いや、期待以上でした。やっぱうまい。すごい。役者としては、確実にお兄ちゃんより私は好きだ。(Good Will Huntingでも好きだったんだよな〜。ずいぶん昔だし、せりふもなかったけど、好きだった。どうでもいいっちゃどうでもいいけど、I swallowed a bugは傑作でしょ。初めてWillとSkylerが出会うシーン。二人に気を利かせて席をはずす時にCaseyが言ったセリフ。まったくのアドリブ。よってMattのその後の最高の笑顔は素。)

今回のキャスティングは、どういう成り行きでそうなったのかは分からないけど、彼以上のPatrickはいないよ。断言できる。だって彼がもうやりきってしまったから。とても分かりやすいんだよね。とても理解しやすい。それはCaseyの力量でもあると思うし、脚本の素晴らしさでもあると思う。

ここまで全部言っちゃう社会映画も珍しいよね。最近の流行で行くと、この人はなんとなくこういう考えで、この人はなんとなくこんな考え方で、この二人は相反していて、みたいな映画が多いじゃない? それもいいと思うんだけど、Gone Baby Goneを見ちゃうと、それって中途半端なんだな、と思う。セリフの量が多くてさ、すごいんだよ。みんなベラッベラしゃべるからね。曖昧じゃなくて、くっきりはっきりなんだ。立場も考え方も、動かせないくらいに確立してしまうの。俺はこう思う。俺は間違ってない。みたいな。でも確かにみんな正しい。少なくとも誰も何も間違ってない。全ての口論のどれもこれもが、正論なの。よく書けてるんだよ。ホントに。キャラクターのどこにも無理がなくて。この人だったら、こうだろうって、残念なくらいによく分かる。普通に考えたらやりすぎなんだ。観客に任せる部分が全然なくなっちゃうから。でも「10ドル捨てること」によって、むしろ全てが見てる側に丸投げされてくるんだよ。覚悟しといたほうがいいよ。

結果としては、最悪なんだよ。それは間違いないんだ。多分。
でも彼の決断は、間違ってなかったと、私は思うんだ。多分。
一人で見て、よかったと思うんだよね。
最終的に彼は正しかった、と思ってる私は、多分最高におもしろい人だからさ。
女友達と一緒に見に行っていたら特に、何も言えずに家に着いたと思うんだよね。
そういう意味で、やっぱり脚本がとてもよくできてると思うんだけど。
でも私は、彼の正しさが、この物語の果てに、いつか、証明されたらいい、といつまでも思っていると思う。
彼と同じくらいの強さで、間違っていなかったと祈りたい。

「何が幸せかなんて、そんなことは本人が決めることだ。」
そんな御託が通用しない、その瞬間の映画。

*どうでもいいけど*
BenとCaseyってあんまり似てないなとか前トチ狂ったことを思ってたけど、いや〜、やっぱ兄弟なんだよね。そっくりだね。何度か、え、監督、出演もすんの?と思ったシーンがあったよ。角度によって、相当似てる。そして声がまるで同じ。

Ed Harris、カッコよすぎる(陶酔)。

Morgan Freemanはすげぇ。とにかくすげぇ。

2nd Assistant Directorが日本人だったよ。すごいな。かっこいいな。


パチパチする
review - movies | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0)
青の炎
*物語の細かい部分にも躊躇無く触れております。知りたくない方はご注意あれ*

二宮和也という役者は、全体を通してみれば、よい語り手、という程度の演技であるかも知れないけれど、必ずいつもどこかに、腰を抜かしそうになるほど強烈な一瞬を薫らせてスクリーンを降りていく役者さんでもある。話の何をも傷つけずに、それこそ監督の望んでいることに口を挟まず、私情を捨てて、忠実に演技をして。無理のない、でも必要とされている分だけの存在感を全編を通して保ち続ける。そのくせ、ある一瞬だけ、それをぶち壊す瞬間というものが彼にはあって。ドラマのほうはあまり見たことがないから何もいえないけれど、彼の出ている映画は、大体仰天されられた瞬間から決して消えることのない、二宮和也という存在の残り香によって、私の頭に記憶されている。

蜷川さんという方が舞台監督としてとても有名で、世界的にも賞賛を浴びているというから、結構そちらにも期待していたのだけれど、舞台を知らない、洋画中心に見ている身には、正直映画は舞台とは違うんだぜ、といいたくなるシーンがいくつかあった。多分、舞台と同じように音楽を使ったり、心理描写を行おうとすると、やりすぎ感を与えかねないのが映画だと思うんだけど、常に情景が一定の広さである舞台と違って、映画ってピンポイントで表情だけを撮ったり、指先だけを観客に見せるということが可能で、そこが醍醐味でもあるから、そこを映画用にうまく使わないと、どうもやりすぎで嘘くさく見える。博物館の長い長いエスカレーターのシーンとか、そんな感じ。二人が一番上から一番下にゆっくり流れてくるだけで十分音のない堕落や静かなる崩壊のイメージは伝わってくるのに、二人で上ったり下がったり止まったりと、何をやってるの? と問いかけたくなってしまう。きっと舞台だったら確実にいい演出だと思うんだ。焦りや憤りも織り交ぜられて、右往左往しつつ堕ちていくしかない櫛森がきっとよく表現できたと思うけど、映画のスクリーンでは、少年たちは逆にとても小さくしか写らないから、長いエスカレーターを無意味にウロチョロする二人の行動は、滑稽にしか映らない。それと、これは別に舞台であろうと映画であろうと関係ないと思うけど、物凄い違和感を感じてしまったのが、初めと最後の"What have we done"の曲。始めはストーリーの流れを汲んで、いいな、と思いながら聴いてると、いきなり"To England"とか歌いだして、「ええっイギリス?」みたいな(笑)。「これを臨界状態と言います」もちょっとわざとらしすぎてイヤだったかもしれない。どうせだったら「青白い光を・・・」で二宮くんの顔を上げさせた後「これを臨界状態と言います」で目のアップとかが良かったんじゃないかと。もう少し、カメラをうまく使ってほしかった、というのが正直なところ。

とりあえず二宮くんの声が今よりも高くてビックリだった。17歳ってこんな感じだったかな、と思いながら見ていた。「こんなに切ない殺人者がいただろうか」みたいな売出しをしていた記憶があるけれど、正直、切ないというよりは痛ましい映画だと思った。切ないという感じは全く無かったかな。

鉄コンのマイケル・アリアス監督を動かした、バットをかざして叫ぶシーンをすごく楽しみにしていたんだけど、実は意外と。うん。「おお、これか!」とはならなかったな。「ああ、これが?」みたいな感じだったのは何でだろう。もう少しのドスの効いた迫力を期待していたのかも。というか、そこが父親を本当に殺害するシーンだとなんとなく勘違いをしていて。だからちょっと肩透かしを喰らった気分だったのかもね。自分勝手だけどね。

映画全体を通して、17歳の精神の曖昧さっていうのかな、自分ひとりだけで生きて行ける割り切った大人にもなりきれず、かといって素直に淋しいと呟ける子供のままでもいられない、みたいなのを描きたかったのかな、という感じを受けたけれども、だからこそ、なんだか強い芯のない、ふらふらした映画になってしまったというのが正直な感想。原作があると思うんだけど、こういうテーマはやっぱり文に勝るものはない気がする。櫛森には最初から殺意はあって、でもそれは「家族を守るためにアイツを追い出す」という目的を達成するためのオプションのひとつだったと思う。だからバットを振りかざして叫ぶシーンでも、17歳のガキがただ喚いているようにしか見えない。あれは単に逆上したままバットを持って飛び出してしまったからで、このときはまだ「殺す」という方法を選択していた訳じゃないと思うんだ。まだ値踏みをしているところだったと思うの。それが母親のヤッテル声を聞いてしまった時に、彼の中で守りたかったものが嘲笑うように奪われていった、という屈辱と、聖域は失われた、という絶望が混ざり合って、「臨界状態です」となる。そして殺すしかない、と決めて、その道を走り続ける。

ところで、原作も何も知らずに見ていた私は、ある瞬間までこの映画はとても単純な物語だと思っていた。少年は憤っていた。自分にだけしかできないと思い込む17歳には単純な正義感があった。そして彼は人を殺した。みたいな。けれど全てを隠し切れずに次第に追い込まれていく彼が最後に選ぶのは、という、言ってしまえばプロット的にはありふれているものがある。

伝えきらない透明なガラスに額を押し当てて。
許したくない自分自身の弱さに飲み込まれそうになりながら
けれどその向こう側の彼女とどうしてもどこかでつながっていたい。
吐き出てくる声を呼吸ごと押さえつけて
何も伝えないように
静かに 静かに
向こう側を見やる。
堪えきれない。どうしても。
息を吸う。
開いた口からそして全ては伝わってしまった。

最初に出てくる水槽の中の青白い光に浮かび上がる手の形は、私は作られすぎていて嫌いだったけれど、とてもありがちな演出の松浦さんとのこのシーンが、私はとてもとても好きで。どうしてかというと、櫛森くんが、とてもとても独りだったことがよく分かるから。正当な理由に基づく激情と、失えない家族を前に、自分は守るべきものを守ると、ゆるぎない正義感に基づいて行動しているように見せかけて、しかし彼はこんなにもまだ幼かった、ということが、痛いほどよく分かる。つまり二宮くんの醸し出す危うさと零れ落ちる脆さに、とりあえず打ちのめされたから。椅子から転げ落ちるかと思ったもん。櫛森秀一という17歳の少年は、こんなにもまだ未完成だった、と思い知らされるその無防備な表情に、私は泣いた。とりあえずその幼さが哀しくて猛烈に泣けた。

青の炎。といえば、私はいつまでも水槽の中で、二宮和也の流した涙を思い出す。
泣かないんだ、櫛森秀一は。それが彼の弱さであり強さだから。
けれど、二宮和也は、とてもとても、泣いていたと思う。
そこに役者としての、ニノの本当の恐ろしさがあるんだと思うんだよね。

映画としては、うん、正直、普通でした。お話としては嫌いじゃなかったけど、やっぱりどうしてもわざとらしい演出がうるさかった部分もあって。けれど役者二宮和也を語るという点では、とても収穫のあった映画だと思った。彼という役者がずば抜けてうまいというわけはないかも知れないけど、櫛森秀一は私にとって忘れられない人になる。それはつまり、そういうことなんだと思う。


パチパチする


*ドリコムにPingが送れません。・・・私だけ?
review - movies | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0)
こげ茶色。
皆さま今晩は。

私の嵐病闘病記に、思いもかけない新たな一ページが刻まれることとなりました。

「相葉さんを認識できない」

ちょーん。

以下、時間があるのでじっくりと。
宿題くんの壺です。

1.登場シーン。潤くんの衣装に気を取られていたら、正面から映るまで相葉さんの異変に気付かなんだ。茶髪のあれは翔くんなんだとばっかり思っていたから。
2.正面から見るとすっかりこげ茶色い。とにかくとってもこげ茶。正直言って、「あんじゃー!」という気分。
3.「二分前までぇー櫻井くんといっしょにぃー」・・・翔くんは最近なにキャラを目指してるのかさっぱりわかりません(苦笑)。
4.「おぉーいーですねー」の後の潤くんが激烈にかわいい。しかしリーダーと身長差そんなにあったっけ?
5.本日の内容のプレビューの最中は、とりあえず相葉さんに対しての違和感を拭いきれず、とりあえず肩を揺さぶり尽くして、そのこげ茶色具合はどうなのかを問いただしたい衝動に苛まれていました。なんなの? どうなの? それは一体どうなの?
6.翔くんのネックレスがなんか短くて首が絞まっているように見えるぞ(笑)。首周りがたくましいのかな?(微笑)
7.櫻井ZEROくんを笑うよりも、とりあえず相葉さんが相葉さんに見えないことに不安限りない。どうして? 髪の毛が変わったくらいでどうしてこんなに分からなくなるんだ自分。
8.本当の櫻井翔の姿を見せたいんなら、向井ダメ雄竜三ムサ男の写真にすべきだと思うんだけど。
9.「これ櫻井さんですか?」というよりかは、私は画面に映った彼に向かって、「これ大野さんですか?」と問いかけたかった。焼けるにもほどがあるだろうリーダー! しかも胸元だけはまだ白くてなんかヤらしい。うちの近くにいる出来損ないのサーファーみたいだよ(失礼)。
10.GRAもそうだったけど、最近スベる潤くんをものすごくかわいいと思う。オチに使われて逆ギレするとか、かわいいよ! いいよ! 最高だよ! こういう潤くんの方が、ただ単にドSであるよりも、愛嬌があってかわいいです。好きだ。
11.「ねぎま」でかいことは分かったけど。しばらく焼き鳥食ってないぞ。ねぎまって普通どんなんだっけ?(爆)
12.「正しい食べ方」・・・。どうしよう。私、相葉さんにどきどきしてない! (胸に手を当てて再確認)・・・。どきどきしてない!(動転) なんで? なんでなの? 私は果たしてつまるところ彼の髪の毛に恋をしていただけだったのか?! なんてことだ!(悲鳴)
13.ハプニング王子の笑顔もとりあえず茶色い。私の目には今日の相葉さんの何もかもが茶色い。しかもこげ茶色い。なんでぇー?
14.「これでネギま!☆」・・・。相葉さんだ・・・(感涙)。顔の外側がどうでも、顔の中身は相葉さんだ・・・(涙)。
15.しかしちょっとでも引かれると、泣き虫さんが二人で並んでるときに、アイバカとしてあるまじきことに、潤くんにしか目がいかない(非常事態)。
16.最近オグさんが嵐化してきてる気がするんですよね。嵐式笑いのとり方を学んでくださってる気がする。
17.私はどっちかって言うと、「つまり硬い!」のほうが相葉的で面白かったけどな(笑) 予想を裏切ってこそ相葉。まさかまさかでこそ相葉。こげ茶でも相葉。
18.なんだろう、潤くんが今日とてつもなくかわいい。「お前どうした今日!」と懇願しつつ叫ぶ潤くんが地団太踏んでる子供みたいでなんかかわいらしい。それを言われて笑う相葉さんは、やっぱり茶色い(しつこい?)
19.相葉さんが髪の毛さわってる・・・珍しいな。切りたてなの? 今ならまだ間に合うから、切った分つけてもらってきたら?(無茶苦茶)
20.なんか、ほんとに、申し訳ないくらい、相葉さんが、分からない(苦悩)。ドコにいるのか分からない(苦笑)。映ってるのに、それが相葉さんとして脳に伝達されてこないんです。なんでなんだろう。ほんとに髪の毛切っただけでこんなに変わってしまうものかしら。
21.「一番のベスト」が実は今回私の中で一番面白くて。「一番のベスト」っておかしいよね?(爆笑)英語にしただけだろ、みたいなさ(笑)。ちなみに私はトトロかラピュタかもののけです。耳をすませばはちょっと恥ずかしすぎてムリ。
22.相葉さんの衣装とリスザルの色が一緒だ・・・茶色黄色い感じが。・・・衣装?
23.謎はすべて解けた! 「マイナースポーツたいか〜い!」の時に、分かった気がしました。なぜここまで相葉さんを見失う羽目に陥ったのか。さっきっから茶色い茶色い言ってますが、たぶんおそらく、衣装が原因の半分を確実に占めている気がする。ちゃんと正面から全身像を見たら、まずズボンに納得がいかない。なんかヘン。な気がする。そのラインに腹が立つ。やっぱり相葉さんはジーパンだろ? そしてトップはどうにもこうにも茶色い。黄色くて茶色い。そしてお肌もどことなくいつもより茶色いような気がするし、それに加えて髪の毛がこげ茶色い。とにかく全体的に(以下省略)。
24.今日は体調が悪そうだから審判なの? そういえば昔スピードボールで物凄く下手だったよね?(苦笑) ひょっとしてこういう小さいボール系のスポーツは苦手なのか? やはり細やかなタッチを要求されると彼はダメなんだろうか?(失礼)

・・・なんかねぇ。結論としてはね? 見慣れたら元通りなんですよ、絶対。前この髪色だったとき、物凄く好きだったし、もう倒れるかと思うくらい大好きでしたもん。髪型的には他のアイバカさんからは好評みたいだし、確かにそう言われれば「時代」の時の髪型に似てるし、あの時、Mステスペシャルかなんかで蜘蛛の巣の張ったような衣装(分かるかな)だった時結構お気に入りだったし、もう一度宿題くんを見返して、肩から上だけ見ていれば、別に違和感はあるけど相葉ちゃんなんです。笑うとやっぱりかわいいんです。モップ頭時代ほどいじらしさを感じなくなったかもしれないけど。しかしやはり相葉である。しかしいかんせん今回は茶色すぎる。こげ茶色過ぎる。しつこいかもしれませんけど、そう思って見てくださいって。物凄く全体的に(以下省略)。

今でも相葉推しです。腐っても相葉雅紀が好きだ。大好きだ。
けど、今回に限って前情報を何もないで宿題くんを見たので、とりあえず物凄く驚きました。
驚いただけ。そうだとも、驚いただけ。次回相葉さんにお目にかかる時に印象が変わっているはずだ。
・・・変わっていてほしい(神頼み)。


パチパチ・相葉さんの髪の毛にはとりあえずびっくりした



11/04 23:45- スピルリコさん>スルーせずにお返事します(笑)。いつもはくすコメントいただくのも嬉しいですが、読んでいただいているのが一番嬉しいです。ありがとうで〜す。ホントに5年前くらいまでは、海外で誰かのファンになるって子とそれ自体がまず機会がなかったと思うので、最近はもうすでに今週の宿題くんも見れて相葉@新髪型に度肝を抜かれたし、技術ってすごいなぁ、と。私は前世でもいいから、相葉くんとお知り合いでありたい(痛)。

11/06 14:17- スピルリコさん>諸事情でテスト結果が来週まで分からなくなりそうです。う〜ん。考え出してしまうととっても不安。不安でいっぱい! でもとりあえずは今できることをやるよ! きっと大丈夫だと思ってがんばるよ! ということで応援よろしくお願いします(苦笑)。

11/06 19:35- 凛さん>「青の炎」はいろいろ書きたいことがたくさん残った映画だったので、見たのはずいぶん前なんだけど、うまくまとまらずにまだ書いてません。今日か明日あたりにはUpする予定です〜。楽しみにしていただけてるといいな。サンテグジュペリの言葉、いいですよね。私も机の前に書きとめて貼ってあります。真理だ、と思う。

11/07 00:47- honokaさん>はくすコメントありがとうございます。こんにちは〜。今現在、コメント長めに書いても切れないはくすを模索中です。モモ潤を見てから、どうも潤くんのかわいさで胸がいっぱいになり。しかも相葉さんのこげ茶化事件でどうも泣き虫さんのなかの力関係に思いもかけない異変が・・・(苦笑)。アイバカとして、まさかの事態であります。嵐愛、うまく伝えようとこだわらずに、素直な文が書けたらなって最近は思うんですよ^^

11/07 9:17- みーぁさん>こちらこそ、いつも嬉しいはくすコメントありがとうございます^^ 今週末はゆっくりできるので、息を極限まで抜こうと思っていま〜す^^ ビバ、連休!
arashi | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0)
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