ONE VOICE

笑っていれば、イイコトあるよ

* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *

Don't love me for who I am.
Love me for who I can be,

and I'll be that person for you.
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夏の恋は虹色に輝く: Ep.1

Music: Yesterday's Letter - 98°

久しぶりにドラマレビューやります。
でも予想外に忙しいので気楽にいこうと思っています。
お付き合いくださる方も、気楽に読んでいただければ^^

今回は手放しで見られそうな気がしています。
私の勝手な偏見ですが、月9という枠は、
ドラマの質より、恋愛の質を見たほうが楽しめるような気がしている。

現在、恋がしたい病にかかっておりますので、だいぶフィルターがかかっています。

どうぞよろくし。

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とても一人称なエピソードでした。一目ぼれという、大雅くんの視線から語られなければこれっぽっちも理解できない大前提のうえに、これから10時間くらい話を積み重ねることを考えると、妥当な切り出し方なのかなと思います。なので逆に今後が不安。大雅くんの一人称と言うことは、基本的には松本さんがほぼすべてのシーンに出ていたと言うことで、今後はそれは無理だろうから、ヒロインのほうからも恋の行方を見ていくことになるんでしょう。私はそこで脱落しそうな気がしています。

出だしが、魔王ですか? という始まりでしたが、そういえばあの時も、ヒロインはしおりさんでした。そして私は成瀬さんがなぜしおりさんに恋をしているのか、てんで理解できなかったのでした。

私は竹内さんの外見をとてもすてきでかわいらしいと思っております。だから一目ぼれだと宣伝で潤くんが言えば、ああそうだよね、と頷き、大雅くんが僕は恋に落ちているのだといえば、ああそうだよね、と納得できる。しかし私にとって詩織さんは、あくまでも大雅くんの好きな人であって、それはある種、『友人の恋人』みたいな存在です。友人がいれば一緒に遊ぶけど、別にメールの交換とかしない。

現在の詩織さんは、まるで意味が不明です。登場するたびにテンションが違うし、口を開くたびにトーンが違うし、どこからどんな物事をどう見ているのかがさっぱり分からない。いいのですよ、まだ1話終わったばっかだし。10話終わった頃には、納得のできる出だしなのかも知れないし。だけどこれから先、確実に読み解かれていく詩織さんという女性を、今の私は大雅くんの視点からしか知りたくないかもしれない。残念なのが、それはテレビドラマという作品の性質上、無理だということを、私はもうすでに知っているのです。だから、私は、予想をはるかに超えて、詩織さんがとてもいい登場人物であるということに、賭けるしかない。

大雅くんのお父さんが詩織さんにあてたあの手紙を、彼女が『ファンレター』と言ったのは、お父さんから大雅くんへのファンレターということでいいのでしょうか? 私はそこが分からなかった。そしてあの手紙は、本人にあのタイミングで渡すべきものじゃなかったんじゃないだろうか。というかそもそも、本人に渡しちゃう、というところが粋じゃないよねぇ。なんか。うん。気が利かないと言うか。不細工? 違う、無作法? ・・・なんかそんな感じ。

事務所の人が甘ったれた大雅にビシバシいえる立場にあるのだから、詩織さんがしゃしゃり出て偉そうなことをいう筋合いはなかったのです。あのやり取りは、5話くらいまで関係が進んでいたら、なかなか迫力のある付き合いたてのカップルの喧嘩になったんじゃないかと思うんだけどね。・・・まあ、光ってるんだからいいじゃない、という終着点はあまりに見当違いで笑っちゃったけど。

墓地のシーンは、ロケーション的に、私はなんか変な感じがしました。引きで撮ったあの画は確かにきれいだったし、詩織さんも上手く映りこめてて、虹も入れられて、映像的には良かったのかも知れないけど。やりたかったことはすごくよく分かるんだけど。ああいう墓石も、結構普通なんでしょうか? 私の知ってる墓地とはちょっと違ったので。そして往年の大俳優が、ああいう開けた土地に眠っているというのが、なんか現実味がないというか。納得がいかないというか。うーん。非現実的。

年相応の大雅くんが好きです。私はこんな人好き。頭でっかちでも嫌いじゃないよ。本で武装されている部屋もかわいい感じがします。何だかんだいってすぐ謝れる素直さで許されている部分はたくさんあると思うのね。言葉じゃなくても、取り繕おうとする意図が汲み取れる。そしてその分かりやすさに本人が気付いてない。このキャラクターにはそういう愛嬌がある。今の潤くんだから、いっそうかわいく見えるのかな、と思う部分は多々あります。Time前の松本さんにはなかったものだと思う。そして松本さんは紫が似合いますね。ええ。ホントに。私は勝手な思い込みで、結構美術的にはパステルで責めてくるのかと思いましたが、意外と普通だった。でも紫推しだったよね、今回。それがとにかく似合っていて、いやー。いいものを見た。

まとまりはまるでありませんが、とりあえずこんな感じの1話でした。

それじゃぁまりか、何も食べれない。ぱちぱち。

review - natsu niji | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0)
どんな恋も虹色に輝く

Music: Aftermath - Adam Lambert

*お久しぶりのパチコメ返信あります*

顔をあげるたびにカラダのどこかしらが汗をかいています。
暑い。

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お友達に誘ってもらって、
レズビアン&ゲイ映画祭 ← の映画をひとつ観てきました。

久しぶりに良質の映画を観た気がします。
観てよかった、と思った映画だった。
DVDが出るなら持っておきたい。

これを観て元気になりたい日が、いつか来る気がする。

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Loveの前の小さな笑顔のやりとりは、
夏の空が似合います。

どこまでもこの気持ちのまま、
歩いていけるような気がしている瞬間。

いつもより駆け足の鼓動が、
片割れを見つけて一拍スキップする瞬間。

恋に敗れて泣く時も、
その雨に打たれて元気になる稲とカタツムリがいれば、
なんだか無駄じゃなかった気がする。

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ミャオミャオ ← という作品だったのですが、
初めてタイトルを聞いたときに鼻で笑ってほんとにごめん(土下座)。

飛行機が飛び立っていく音の下で、
いっしょうけんめいが、
一途に姿を変えたあの切なさは圧巻で泣けました。

女優さんもかわいくて上手だったけど、トーンの低めの脚本がすごくよかった〜。
さりげなくてしっとりやさしくって、
だけどちゃんと熱のある恋なんだよなー。

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Rainbow Flagというのは、
Lesbian Gay Bisexual Transgender(LGBT)の人権を主張するパレードで掲げられる、
セクシュアルマイノリティーのシンボルです。

だけど私は個人的には、
みんなが好きな人を好きなように好きになることそれ自体のシンボルにしちゃえばいいのに、
と思っている。

私が異性愛者だから、あの虹色の旗をみて、
そこに同じように誇りを持つことができないというのも何かおかしな話。

好きになれる人にめぐり合える幸せというのは、
誰にとっても夢で憧れで生き甲斐で、
同じように一途になれる数少ない物事のひとつだと思う。

flag
wiki.org

どんな恋も大切です。
恥ずかしい恋なんてない。

パチパチ

たいへん。
たいへんお待たせいたしました(深々)。


■yuriさん> ご無沙汰してます! その後お元気ですか? いかがされてます? またメールくださいねー^^

■cosmosさん> いまさらですがただいま^^ チャリティー検討中です。これがなかなか難しい。お空はいつでも絵になるのよ〜。いつも驚かされる。Mさんらぶでしょ〜。そして最近私聞き間違いが多くて不安(真剣)。昨日行った野外映画鑑賞(はちくろ)もちょっと後ろのほうに座ったら全然せりふが理解できなくて途中で諦めちゃった・・・。納豆ごはん大好きです。ナダルはあの子はホントにすごいね。今年は日本に来るそうですよ。初。

■豚さん> お返事遅れてすみません。はじめまして。マイガールについては最後まで観ていないので、あまりヒトコトで片付けたくないですね。もうちょっと時間ください。見るつもりはあるから。君夢についてはしょうがないですが、それが良かったとは思ってないですよ。念のため。

■鬼怒川さん> こんにちは^^ いや、だいぶ楽しんでますよ相葉ファン。抱えていると言うより、こういう性質なのです。もーこればっかりはしょうがない。特に映画とかをあれこれ考えてみる癖がついちゃっているので、本人入りの舞台でもエンターテイメントとして手放しで気楽に観られないのですよ〜。自分でも残念なんですが。でも相葉さんというアイドルについては大変ぶんぶん振り回されていい思いをしています。コメントありがとうございました。もし気が向いたら是非また^^

■ミケさん> お久しぶりです〜^^ ・・・私最近手抜きかも。慣れてくると、がんばっていたことが普通になってきてしまって、なんか手持ち無沙汰です。どこに手を伸ばしたら楽しくなるのかが現在分からず模索中。ミケさんは最近どう??

■やすこさん> たくさんパチパチいつもありがとう。会うたびに言うのを忘れちゃうけど、とても嬉しいのです。今日は素敵な一日でした。久しぶりにお友達とあんなに意味のない午後を過ごした(笑)。ありがとう^^

■バジルさん> 最近突然のお誘いにお付き合いいただいてありがとう^^ またね/~

■みさっちゃんさん> おなか大丈夫? がんばっているところ、私もみさっちゃんさんのおうちを想像したりするよ^^ 働いているところじゃなくて、おうちの雰囲気を想像したりする。おかあさんと言う人たちは、おうちそのものを創っていると思うのよ。 自分を信じるのは、私は得意なのかも。信じるというか、自分に責任を押し付けるというか。だから行き着くところまでいってしまえば潔く腹を括れる。そのかわり、一生懸命やってると思ってもらえていると自分に信じさせるのが難しいです。・・・通じる? こればかりはいつまでも気にしちゃう。ブログだといくらでも「がんばってます!」と大声でいえるし、みさっちゃんさんやみなさん、そうだね、あんたはがんばってる、と応援してくれるんだけど。仕事場でそれはなかなかいえないわ(苦笑)。 10月にCharice来るって。ソロツアーじゃないのが残念ですが。行こうかと思ってます。 二宮さんの知恵の輪に一票。昔はメビウスの輪(裏のはずが表ってヤツ)だと思ってたんだけど、最近は彼には答えがあるきがするので、知恵の輪が正解と思う。 私の声は・・・結構高くてうるさいよ(笑)。 最近書きたいのだけど、うまく言葉にならないことが非常に溜まっています。この曲←で書きたいの。そのうち出てくるかな〜と思って暫く待っているんだけどダメだ(溜息)。見ないフリをすると、不誠実さが夜寝る前に目の前で手を叩き続けるので怖いので、早く何か上手く伝わる形にしたいんだけど。

■杏奈さん> ・・・若い。なんてことだ(衝撃)。 日本、ただいまです、大変今更だけども。たくさんの収穫はあったのかな。帰ってきたその瞬間は間違いなく手の中にあったのだけど、それを日常の中に広げていくと非常に細微だったことに気付きます。こういうことをこれからもいっぱい積み重ねていくのかな・・・先が長いな(苦笑)。櫻井さんCharityエントリにも共感ありがとう! あのー、はいいよね!そうだよね! 櫻井さんは、昔に比べると、いろんなものがなくなってきた唯一の人のような気がします。なんか説明が難しいんだけど。成長とはちょっと違う、取捨択一的な変化というか。いつか役柄でもいいので、この際ピカンチのチュウでももう一度やって欲しい。ピカンチトリプル(笑・夢)。長いコメント嬉しいです^^ またお邪魔して下さいね〜^^ お待ちしてます!

■caoruさん> 先に会っちゃったけど、ただいま!(笑) 何かに繋がっていくって、イイコトだけど、ここで仕切りなおしたい、と言う時も繋がっていくから、いいだけのことじゃないところが難しい。 本見た? あれがあれば、大抵のメールは切り抜けられる気がするんだけど!

■tomoさん> 渋谷は私もニガテかもしれない。池袋はだいぶ慣れてきた(つもり)。プールご近所! 会いたいね、tomoさん。NYのお話したい。メールする。

■凛さん> お仕事、まずはおめでとうございます。お仕事っていう規模の大きい新しいことが、ある程度定期的に起こるわけだから、毎回すごいなあと思っているんです、今まで言いそびれちゃったけど。気合を入れて、えいっと転職する人も今は多いと思うけど、新しい職場って自分で選んだとしてもやっぱり緊張するし、なれるのに時間がかかると思うの。慣れるというか、安心できるところまで自分の居場所をならすまでに。それをね、やり続けると言うか、やり通すことがいつもすごいなあと思っているのです。そういうふうになりたい。凛さんも、お体にはお気をつけて!

■さとさん> こちらこそご無沙汰してます〜。お返事遅くなってごめんなさい><。 彼女の声はいつ聞いても衝撃的です。そうなのずっと聴いていたくなるの〜。お近くなんですね! すでにもうどこかですれ違っているんじゃないかしら^^ パチコメは一方的なようで思い出した頃に返事があるので大丈夫です(苦笑)。私こそもっとマメにお返事すれば、そんな風にさとさんが思うこともないはずなので、沖になさらずに! リンクありがとうござました。実はたまにおじゃましてます・・・。いつも読み逃げで申し訳ない。ぜひご挨拶を次回!

■momocoさん> お返事します! はじめまして。こんにちは〜。8月30日前にはプレッシャーになるかもしれないけど、今は純粋に嬉しいです(笑)。大喜び。二宮さんは実は以前からニガテな題材のひとつ(一人)だったので、このエントリでそんなコメントいただけたら本当に幸せです。こちらこそ本当にどうもありがとうございました。お誕生日エントリをはじめた時から、潤くんについては同じような角度からしか書いていないような気がするので、今年は新しい挑戦を考えています。・・・喜んでいただけるように書きますので!^^ お楽しみに^^ 是非また遊びにいらして下さいね〜

日常雑談 | 00:05 | comments(2) | trackbacks(0)
雨ニモマケズ

Music: Let Go - Frou Frou

この曲はGarden Stateという、
Mimiちゃんと、CJがとても好きな映画のテーマか何か。

前に見たときは、普通にいい映画なんだと、ただ思っただけだった。

いま思い返すと、
自由と拘束とか、
閉塞と開放とか、
日常の中に
ある
ものが、物凄い角度でキャプチャされてる映画だと気付く。

生きていると、自由にできるけど、自由にはなれない。

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この間、たった15分の帰り道でとんでもない雨に降られたので、
コンビニに助けを求めて、しばらく滅多に読まない雑誌なんかを手にとってみた。

しのはらりょーこさんが、
運動をするのは、筋肉があると、身体が楽だからだ、
と言っているインタビューのその部分だけを読んで、
しのはらさんはすてきだ、と単純に思う。

最近プールによく行く。

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真面目にプールに入るのは小学校の時スクールに通っていた時以来で、
中高は友達とじゃれあう時間以外のなにものでもなかったし、
アメリカにいたときは、カリフォルニアなんて土地に5年も暮らしながら、
水着の一着も持たなかった。

ふと思うのは、
近頃自分は、欲しいものを買うようになった。

アメリカにいた頃はお金がなくて、DVD以外は必要なものしか買わなかったので、
今思えば日常に便利とか余裕とかがなかった。

私はこないだ、別になくても困らないけどママチャリを買って、
バスに乗っても辿り着ける駅ビルに行って、
ちょっと値が張るけど自分の気に入った水着を買った。

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ひたすら平泳ぎで1時間半泳ぎ続けたりする。
初めの30分は、なぜ泳いでいるのか分からないのだけど、
最後の30分は、どこまでも泳いでいけるような気がする。

息継ぎの数を、数え続ける。

足を蹴った時に、自分の下をタイルが通過していって、
自分は自分の力で前に進んでいるんだと教えてくれる。

えいっとがんばると、ぐいっと前に進む。

この馬鹿正直さに、ほっとする。

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Mimiちゃんが、NYで大学院に行くのだという。

だからなんだと、奥歯で噛み砕いてみる。

この味は、嫉妬以外のなにものでもない。

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雨が止まないから、
ズボンをジャージに履き替えて自転車をこいだ。

傘は持ってくるのを忘れた。

信号で止まると、
突然雨脚の強さに気付く。

でも走り出せば忘れられる。

Just shrug it off.

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アパートの階段下に、自転車を押し込んでいると、
突然爆竹がなって、子供が騒いだ。

近くに幼稚園がある。

2個目の鍵をかけていたら、
もう一発音が鳴って、子供たちが喜んで、花火のにおいがした。

Oh I know what they are doing.

プールのかばんをかごから出して、
ちょっと覗きに行く。

軒下に30人くらいのがきんちょが横一列に並んで、
園長先生と思しき人が、ちんまい校庭の真ん中で、また一本火をつける。

雨空を駆け上がって、ボンといって、ヒューと散ると、
子供たちが飛んで跳ねて手を叩く。

Just be.

ああいうふうに、私はなりたい。

----

今週は長かった。
でもがんばった。

週末! ぱちぱち。

日常雑談 | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0)
Charity #7: Spelling out the Blue Sky

Music: I think I'm in love with you - Jessica Simpson

メッシのワールドカップが終わりました。

最後のほうは熱のせいなのか暑さのせいなのか、
なんだか随分顔が赤かったように思います。

汗なのか涙なのか、
目元のあたりがぐしゃぐしゃで、
戦うということは一概に言って切ないと思いました。

キーパーの正面に収まった最後の一弾に、
甲子園で、
間に合わなかった最後のファーストベースに
ヘッドスライディングしていく子の背中を見る。

メッシを見ていると、
背格好が小さくて、顔もどことなく幼いし、
もちろん責任やら期待やら押し潰されて不思議じゃないくらい背負っているのだけど、
ただボールを一目散に追って、かけっこをしていく姿が無邪気で、
サッカーを
すきだ
と思うその気持ちが、よく分かる気がする。

あれだけ若いうちから、
耳が聞こえなくなるくらいのシャッター音と
目も眩むようなフラッシュに囲まれて、
ただボールを追っかけてネットに蹴り込む純真さを失っていないところが、
素朴でいいなと思うのです。

サッカーはよく分からないけど、
彼の持つその愛情と情熱は、応援することができる。

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常連さんの中でもかなり前から親しくさせていただいています。
いつもコメントをありがとう!
凛さんより長らくお預かりしていました。

「櫻井さんの声」でお願いします。

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櫻井さんの言う、
「あのー、」
という前置きが好きです。

まっすぐな伸ばし棒と、読点まで入れて愛す。

その後に続く言葉は、
彼があの頭の中でひねり出した結論なのです。
形のなかった何かが、
櫻井さんの口から出て、空気を揺らす存在に変わる。

彼だけの何かを、シェアしてくれる前置き。
それを愛さずにどうしよう。

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私がたぶん一番好きなシークレットトークは、Wishの時のもので、
出だしから絶好調超の櫻井さんのけたたましい笑い声が好きです。

あの笑い声だけで笑える。

それからご好意に甘えて聞かせていただいた2006年の韓国シークレットトーク。
無駄に野太い、古今東西の

いぇーい!

も好き。

盛り上げたい意欲満点の、
あの分かりやすさは信じられる。

そして何も気にせず一緒に乗っかっていける。

いぇーい!

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混ざったものの何もない、
まっすぐな弾道。

たくましくまっしぐら。

時々、
櫻井さんは、心電図までが太いような気がする。

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今の落ち着いた大人の声がシックですてきだなと思う反面、
いかにも若い、
がんばってますいっしょうけんめいです感あふれる、
上ずった少年の声も好きです。

あの声で約束されたから、
嵐のファンでよかったと思ってもらえる嵐
に価値があるのだと思う。

見てくれが変わっても
キャラが変わっても
声が変わっても
ずっと嵐。

ファンに好きでいてもらう嵐。

5x10

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NYで櫻井さんを生で見て、
その声を生で聞いたとき、
意外と声は低いのだなと思った記憶があります。

そしてゆっくり語られる英語のひとつひとつが、
丁寧で、誠意に満ち溢れていて、
いかにも真面目で正面からしか突っ込んでいけない、
櫻井翔という人そのものなんだと思いました。

ゴニョゴニョできない。
彼は、単純化するとコンピュータ言語みたいなものだと思う。
1か0。
All or Nothing.

そしてどれだけAllが遠くても、
より1に近づくために、
また頭から突っ込んでいく。

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H2という、
あだち充の漫画があります。
こないだも別のCharityエントリでこの作品の話をしました。

主人公の一人に、
橘英雄というバッターがいます。
できれば敬遠したい4番バッターです。

「素敵な人ですよね、橘くんって」
と古賀春香が言うと、
橘くんのガールフレンドの雨宮ひかりが、
「うん、ちょっと融通利かないけどね」
と言います。

私は、橘英雄は櫻井翔だと思う。

才能の上に、努力の筋肉を被せて、
怪物と呼ばれながら、
最後まで比呂のストレートを待つ。

最後まで。

----

櫻井さんの声には、
深みがある割に、
レイヤーがあるわけではなく、
ただ深い。

上品さも洗練さも猪口才なものは捨てて、
精悍な前進力で掘ってきた、
開け放された深淵。

そこにはトリックもまやかしも、何一つない。
純粋な奥深さ。
情熱のある奥床しさ。

その声が言うことなら、
頷いて聞き入れて、心の奥に留めて置こうと思える。

夏の朝の玄関を開けると、
もう高い空が、
今日は暑くなるよと語りかけてくる。
手の届かない青を見上げて、
意味もなくテンションが上がる。

そんな晴れ晴れとした気分。

櫻井さんの声。

パチパチ。はればれ。

Charity | 00:42 | comments(2) | trackbacks(0)
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