ONE VOICE

笑っていれば、イイコトあるよ

* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *

Don't love me for who I am.
Love me for who I can be,

and I'll be that person for you.
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If I don't see your face today

Music: Stay - Miley Cyrus

職場の方が亡くなりました。
土曜未明の事故で、
月曜日に行ったらもういなかった。

別の課の課長さんで、
そこまで親しくお世話になったわけではなかったのだけれど、
よくしていただいたから、告別式に行きました。

早くに奥様を亡くされていたそうで、
喪主をつとめられた息子さんは私より若くて、
でも立派にご挨拶をされて、
それにとても泣いた。

最近、泣いていることの理由がよくわからないまま泣くことが多い。

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考えが付かないときは、
ドラマとか映画をみたりするようになっている自分を、
ここにきてようやく理解した。
なんでもっと早く気付かなかったんだろう?

でも気づいてしまうと、それに言い逃れてしまうので怖い。
自覚している自分らしさは、
これ以上ない鉄壁の言い訳になる。

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なんとなく「花君」→
水嶋→「メイ執」→「BECK」→
佐藤→三浦→「君に届け」→
佐藤に戻って→「Rookies」→

市原

「ヤン母校」
「ぼく駐」
「カラマーゾフ」
「DogsxPolice」
「虹の女神」
<情熱大陸>
「猿ロック」
「あいくるしい」

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「君に届け」と「虹の女神」がよかった。

「虹の女神」はとくに、特別に、すごくよかった。

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君に届けは、漫画も何話かは読んだことあったけれど、
今時珍しいくらいに包み込まれた映画だなと思った。
伝えたいテーマがあって、
それを生まれたてのひよこみたいに、
両手で包んでぬくもりを守りきった映画。

観終わってから漫画を読んで、
キャスティングのあれこれについてレビューも読んだけれど、
私は多部ちゃんがかわいくてしょうがないので、
このキャスティングは最高だと思った。

私は多部未華子は、すっぴんがいちばんだと思っている。
マスカラとかされたら幻滅する。

爽子は、そういう子がやらないといけない役だと思う。

化粧っ気のない、飾らない映画。
何をそぎ落としても、最後に残るのは、伝えたい気持ちだけで、
その気持ちだけで作られた映画だと思う。
余計なちゃちゃの入らない、腹のくくられた脚本。

勇気の塊。

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Rookiesで、ここぞというところで
見事にしゃくりあげて大泣きする恵ちゃんを観ながら、
市原くんはたぶん、ああいう風に泣いたことがあるのだろう、と思った。

どういう人なんだろう、と気になって、
手当たり次第にあれこれ観ていた。

こういう役者さんは、役を落とすのが大変そうだ。
と思っていたら、カラマーゾフで激痩せしていた。憑りつかれていないだろうか。
すごいドラマだった。お疲れさま。
市原くんは、舞台をやったらよいと思う。

前髪を下されるとこちらの頭がどうにかなりそうなくらい幼くなるので、
ヤン母校の一話は大変だった。
そもそも十代後半の彼の持っている雰囲気がすごい。
あれはいったいなんなんだ。
あんなばかでかい上着は反則だ。

一瞬でかわいそうになれる、純真な目元。
ながいまつげは繊細だけど、男の子。おとこの、子。
踏ん張って踏みしめる口元がかわいい。
眉間から立ち上る色気と、語られる悲哀は切々としているのに、
でもくしゅっと笑われると何かが大きく拓く。
くすぐったくて、青春!って感じ。
いくつになっても。

一番しっくりくるのは、やんちゃだと思う。
だけれど少年にも青年にもカテゴライズされない、不思議な年齢を彼は持っている気がする。
無垢も苛立ちも絶望も青空も、すべてが同じ時間に存在している不思議な年齢。

Rookiesでの安仁屋と御子柴のシーンは、とにかくよいシーンが多かった。
いいペアだったと思った。
小出くんうまい。二人のアシスト合戦が好き。
「だったらもう部室来んなよ!俺たちに期待させんなよ!」
いろいろ観たけど、
あの時の市原くんは、抜群だった。

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虹の女神が終わった瞬間、
びっくりした。

あれ?
これで終わっちゃうの?
って思った。

そうして、自分が、答えを求めてあれこれ映像を見ていることに気づく。
切り口を探している。
視点を探している。
命一人分だけ軽くなって、そうして地球が回り続ける道理を、
説明してくれる何かを、私は探している。

虹の女神は、
良いお話で、素敵な虹を描いて、
終わって、
そしてさびしくなって、どうしようもなかった。
それだけだった。
それで終わった。

いま、私は、そこにいるんだ、と思った。

続きのない物語。
終わりになったお話。

なぜなら、その先にはもう、日常しかない。

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日常ってなんだろう。
何を大切にしている毎日なんだろう。
それは、語る価値がないんだろうか。

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先に進めなくなったので、
ちょっくら走ってきた。

それで思った。

そういう日常を作っているのは、自分だ。
そういう日常を、変えられるのは自分だ。

大切にするものは、作ればいいんだ。
失われたものが、カタヌキのように形を穿っても、
語り続けたい日常を、
作っていけばいいんだ。

明日、がんばればいいのかなって思った。
一生懸命すればいいかなって思う。
考えると足が止まるから、
とりあえず寝て、明日おきて
布団から出て会社へ行って、
やれることをやろう。
楽しんでやろう。

そういう日常の中でこそ、
失われたものを大切にできる。

いつか失われるものを、大切にできる。

そんな気がする。

明日頑張る。ぱちぱち。

日常雑談 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0)
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