ONE VOICE

笑っていれば、イイコトあるよ

* ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *

Don't love me for who I am.
Love me for who I can be,

and I'll be that person for you.
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GANTZ part.I
これは結局、何の話だったんだろう?

正義の話なのか、生き方の話なのか、友情の話なのか、恋の話なのか、よく分からなかった。

見せ場がアクションなのは確かなのです。
気合い入ってたし、金かかってたし、まとまってたし、迫力もあって、おもしろかった。

でもその根底に流れるテーマがそれぞれにそれぞれで、なんか私は混乱してしまった。

がら空きの背中になかなかトドメをささない千住観音の変な優しさによって、届かなかったキスの切なさが強まるかと言ったら私にはそうでもなく。

だって別れて自殺して、その日出会って好きになるって、その身軽さってどうよそれ。

玄野と加藤の絆は、あるのかないのかよく分かんなかったし。

前にあったのがいつかも思い出せず、少年院に行ったのも知らず、そういうのは幼なじみとは言わないし。大学生まで進んでしまったら、もとに戻るのは難しい気がする。

しかし同じセリフがあそこまで自在に表情を変えていく様を見れたのは楽しかったです。やっぱ二宮さんはすごいんだな、と思った。「死ななくてすんだのにって?」は、不意打ちでやられました。ちょーぞくぞくした。

松山くんは、ちょっとした顔の変化で、物凄く印象が変わりますね。私が知っている彼はLだけなので、ちゃんと表情のある芝居が見れて感動しました。やっぱ引力がある。

でもまあ取りあえず、全体としては、なんだったんだ、この映画。という感想でした。

後半は、検討します。



パチパチ。

review - movies | 01:11 | comments(2) | trackbacks(0)
ヤッターマン
そうだった、もう公開になったんでした。
今だからいえる話シリーズのEp.4がなかなか書き終わらないので、
あきらめて先にエントリしちゃいます。

ネタバレはないですが、
白紙で見たい方は、ご注意下さい。


****


*ネタバレはありません*
*だけど辛いです*
*原作のアニメを知らない人間です*
*ヤッターマンはヤッターマンの映画なのだと、素直に信じて観ていた素直な人間です*


以下、自己判断でお願いします。


*****


これは、ドロンジョの間違いなんじゃないでしょうか、この映画のタイトル。

ヤッターマンを追いかけていると、成長も進歩も進化も開拓もまるでないので、物凄く話が進まないのです。果てしなく鈍行な映画だな、と思っていると、なんとそのまま終わってしまう。うそー? と思っているうちに、Believeが流れて、私は完全においていかれるのです。何だったのこの映画。

三池監督が「この映画にヒーローはいない」ということをおっしゃっているインタはどこかでも読んだし、プレミアでも実際に聞いたんです。「誰も完璧なヒーローではなくて、だからこそ誰だってヒーローになれる」というような。確かにヒーローは別にいなくてもいいんだけど、しかしやっぱり主人公というのは話を語る上で必要なわけで、そう考えるとやっぱりこれは、深田さん主演の、ドロンジョ様の映画だったとしか思えないのです。ヤッターマンは、脇役だろ? しかもたぶん脇役その4くらいだった気がする。

The Dark Knightのときにも書きましたが、結構な層に話を知られている原作を起こして作る映画や、連作の第2弾とか3弾とかって、きちんと万人向けに説明するか、分かる奴だけ楽しめばよろしい、という傲慢な態度で突っ走るかのどちらかの手法がとられると思うのです。大抵は潔くあきらめた後者のほうが作品としてまとまります。説明しているとペースが乱れやすいし、人物描写が箇条書きになってしまうので、キャラクターに面白みが出にくい。脚本さんが相当がんばらないと、魅力的な人間にならないのです。映画って言うのは、2時間口も挟まずにひたすら相槌打って主人公の語る物語を聞き続ける行為なわけですから、まずは主人公に、それに値する魅力があることはマストなわけですよ。

ヤッターマンのどこが素敵なのかがゼンゼン分からなかったんですけど。

・・・顔だけよければいいってもんじゃないんですよ(笑)。確かに櫻井さんは素敵だけど。

最終的に思い返して分かるのは、箇条書きに説明されたヤッターマン軍団はそれ以上膨らまなかったけれども、まるでどこの誰かも分からないドロンボ一味のほうが遥かに色彩と光沢にあふれていて、共感できた、ということです。彼らの感覚がきちんと分かる。ヤッターマン側のみなさんの最大の問題は、意味のある会話がまるでなかったこと。全てが脳内処理で個人解決。勝手に嫉妬して、勝手に落ち込んで、勝手に思い立って、勝手に立ち直るのです。もう、なんだか、ご自由にどうぞ! という気分です。知ったことか、と思ってしまう。だけど映画ってのは心配して何ぼなのです。面白くないのですよ、勝手に元気になられては。

CGはやっぱり凄かったんでしょうね。あれだけ駆使していて、気にならないだけの画像と言うのは相当の技術がつぎ込まれているのだろうなぁと思う。だけど正直Transformersを見ちゃった後だと、あれくらいは出来て別に当たり前なんじゃないの? という分からんちんな素人の我侭でもって、その威力が半減されてしまった。だいたいTransformersの何が凄いかって、CGにあれだけを費やしておきながら、脚本にも時間と労量がきちんと注がれていて、安易ながら話がきちんと成立しているところ。ヤッターマンは一体何を語った誰の話なのかがそもそもゼンゼン分からなかった。

私は櫻井さんを見に行って、その難解度にかなりのダメージを受けました。
なので深田さんを見に行くことをお勧めします。
そうすれば、もうちょっときちんと成立する映画なのだと思う。

パチパチする
review - movies | 12:39 | comments(10) | trackbacks(0)
Push
*そろそろ色が欲しくなったので元のテンプレに戻します(笑)*

*はくすお返事が3つ下エントリ Happiness in Sightにあります*
*おまたせしました〜*


Push
Starring: Chris Evans, Dakota Fanning, Camilla Belle, Cliff Curtis
Directed by: Paul McGuigan

*watched on Feb.27.09*

完全にノリで見に行った映画です。
ビール2本とマティーニ1杯でなかなか満喫させていただきました。

予告でDakotaを見たときから、気になっていたのです。Dakotaってこういうのにも出るんだ、というよりかは、よくDakotaを捕まえたなぁ、と思っていました。要するに、中身はあんまりなさそうな気がしていたのです。・・・すみませんでした(謝)。

結論としては、面白かったし、オススメもしたい映画です。SFとアクションサスペンスが好きなら結構気楽に楽しめる。

だけどこれ、TVシリーズにしたほうがよかったんじゃないか(苦笑)。

もったいないのです。将来性のあるキャラクターが多いし、魅力的な関係性が築かれているのに、映画という2時間枠に制限されてそれを上手く書ききれてない。思い切って2部作にするとかしちゃってもよかったんじゃない? それかむしろあんなに欲張っていっぱい人を出さないで、Chris EvansとDakotaとあの女の子だけにしておけばよかったのかも。とりあえず、もうちょっとじっくりやってもいいような気がしました。きっとなんか、壮大にしすぎちゃったんだよね。なので人物描写が、時間のなさに追われてかなり荒っぽい。みんなもうちょっと繊細なキャラクターに仕上げられるはずだったんじゃないかと思うのですよ。本当はね? それが、例えば、さっきまで普通だったのに、話し相手に画面が移って、それでまたDakotaに戻ると、彼女がボロッボロ泣いてたりする(笑)。あっという間のできごとなのです。なんというか、ある種の編集暴力みたいなものを感じました。あるべき中間がなくて、パラパラ漫画みたいだった。

以前、SNのクリエーターEric Kripkeが、超能力はアイディアとしてはいいんだけど、それがマインドコントロールとかになってくると映像としてどうもパッとしないので面白みが半減してしまう、と発言していたことがあって、それを考えると、描写もカメラワークも、非常によく考えられていて、作品としてはかなりきちんとまとまっていると思います。話の中身や舞台設定、世界観も私はだいぶ好きでしたが、SF色でいっぱいなので、結構好き嫌いは分かれるのかな。

ところで、最初に突然Colin Fordが出てきてビックリしました。Samの少年時代担当の子です。Jaredとどこかで血が繋がっているんではなかろうかと言われているあの子(笑)。ほんのちょっとしか出てこなかったので残念でした。・・・あの子で一本、Nickの子供時代の話を作れると思うんだけど。面白いと思うんだけどな。・・・やってくれないかな(笑)。

パチパチする
review - movies | 03:03 | comments(2) | trackbacks(0)
Friday the 13th
F13
Starring: Jared Padalecki, Danielle Panabaker, Derek Mears
Directed by: Marcus Nispel


****************

A movie with horrible pacing, terrible cutting and crappy editing, with whole bunch of stupid kids doing stupid things making bunch of idiots out of themselves, which they truly are.

And also with one JARED PADALECKI bulking up like nobody's business in this T-SHIRT with those rediculously LONG LEGS, and he is riding a fuckin' bike.

SMOKIN' HOT.

私はそれを見に行ったので、満足しましたよ。
えぇ。
Jaredはハレルヤ。

最後にClayが飛びかかっていった時に
Come on, Sammy Winchester.
と心の中で呟いた私は、完全に頭をやられています。

"and I'm not your bro." というClay/Jaredのセリフは・・・あれはワザとか?(笑)
*watched on Feb.13.09 Friday*

****************

Michael Bayはどうもホラーリメイクをプロデュースしたいようなのです。前はThe Texas Chainsaw Massacre: The Beginningをやったし、今度はA Nightmare on Elm Streetをやろうとしてるし。だけどこの人は、おとなしくドンドンパチパチを派手に楽しく撮っていればいいのだと思う(笑)。Pearl Harborで楽しくなりすぎちゃって、調子に乗って病院まで爆発させたら、史実を尊ぶ日本人の皆さんに怒られたというのは有名な話ですが(苦笑)、ArmageddonとかTransformersとか、やっぱり監督としてみるべきところを持っている人で、そういう派手さの才能を感じる人なのです。それがProducerにまわるとどうして作品はことごとく地味になってしまうのだろうか(苦笑)。

エンターテイメントとして楽しむことはできるけれど、それは恐らく元がちゃんと提供されているからで、リメイクによってその点の増幅があったようにはどうも思えないのです。なんかもうほんとに、好きだから自分の手で創り直したかった、みたいな独りよがりな映画になっちゃった感じがする。期待されたことが期待通りに起こって、期待通りにJaredがHOTで、期待通りに他の人間は酷くどうでもよかったです。

結局ナンの面白みもない映画でした。なんというか、こう、見所がない(苦笑)。
非常に純粋なハリウッドホラー。可もなく不可もなく。無茶はしない。酔っ払って見たらきっと面白い。そんな安全な映画です。

ちなみにこのシンプルなポスターが私は異常に好きでした。

パチパチする。
review - movies | 01:58 | comments(0) | trackbacks(0)
My Bloody Valentine 3D
MBV 3D
Starring: Jensen Ackles, Kerr Smith, Jaime King
Directed by: Patrick Lussier


わーお。
That definitely was not Dean.
*watched on Jan.19.09*

遅くなりました。
ネタバレなしで参りますので、以下、楽しんでいただけたらと思います。

****************

Jensenが映画に出ると聞いて喜んではみたものの、ホラーと聞いて肩を落とし、タイトルを見て空を仰ぎ、3Dと目にして眉をしかめ、80年代のリメイクだと聞いて不安でいっぱいになり、ツルハシを担いだ丸メガネの出来損ないダースベーダーに絶望したのは、私だけじゃないですよね(笑)。Jensen、もうちょっと選べ。と思った人はこの世にたくさんいるはずだ(苦笑)。

だけどこの映画、
期待をなかなかに裏切ります。
楽しいです。
おススメ。

プロデューサーの圧巻の勝利です。映画館に行くまで私が抱えていた、「なんだってこんなヘボくれた映画をリメイクしたいんだ?」という疑問は、初めの何分かでものの見事に解決される。見に行けば分かる。3Dでリメイクされることに、非常に意味のある映画。

私はホラー映画は嫌いではないけど、正直、映画館に見に行くほど好きなわけではないので、Jensenが出ていなかったら$15(3Dなのでちょっと高い)も払って鑑賞しに行ったりはしなかったでしょうし、出てくればそれだけで嬉しいJensenがいなかったら、展開的にはここまで楽めたかどうかも怪しいです。だけど彼らが売りにしている3Dという、「スタイルの新しさ。興奮の新しさ。怖さの新しさ。」は間違いなく本物で、Entertainingで、きっとDVDになってしまったらきちんとその面白さが伝わらないので、映画館にご覧に行かれることをお薦めします。2D上映のところもあるそうですが、私は、3Dでなければ意味がちっともないと思う。

基本に忠実なホラーですので、話の造りは典型的アンパンマンです。そこは期待ポイントじゃないので、ただ黙って目の前の出来事にドキドキビクビクしたらいいのだと思う。安っぽい登場人物や、バカ丸だしの言動もありますが、それもご愛嬌。最終的にきちんとまとまるから、もう何だっていいのです。ラストスパートで物事が集束していくスピードと、臨界点を突破していく緊迫感には、そこまで溜め込まれていた迫力の爆発があって、手放しで見ていても最高に楽しい。ひとりで何も求めずに見に行った私は嬉しすぎて、一人でひたすらにやけていました。素敵。バンザイ。

最後に残る問題は、Jensenは好きだけれど、ホラーは苦手、という人は見に行くべきか、ということだと思うんですが。

私は見に行くべきだと思います。

今回Jensenが演じているTomという役がいかにDeanと違っていて、どういう風に新しく魅力的かを語り倒したい衝動はあるのです。それはもう、映画館の席を立った直後からずっと。だけれど結局、それは彼を見ていさえすれば総て分かってしまう違いであって、そこにJAの真の素晴らしさがあるのだとも思う。なので私ががんばってもしょうがない。どれだけ言葉を尽くしても、語りきれるわけがない。見に行かれたらよいと思います。そして震撼されたらいいのだとおもう。ホラー映画なんかで目の覚めるような演技が期待できるものかとバカにされても、今なら答えはYesと言える。自信をもって言える。圧倒的な才能が館内を唸らせて、すべてを抑圧する瞬間を肌で感じた時のあの感動は、筆舌に尽くしがたいものがあります。大画面で、できたら3Dで、見ておきたいと思う。ぜひ。

パチパチする。見に行ってみる。
review - movies | 04:15 | comments(2) | trackbacks(0)
twilight
twilight
Starring: Kristen Stewart, Robert Pattinson
Directed by: Catherine Hardwicke


年末年始のめでたさもなく、超辛口です。辛口超。
すみませんが自己判断でお願いします。

***************************

あぁっ(悲鳴)。

期待はしてなかったんですが、なんか。もう言葉が出てこない(苦笑)。
最終的に、原作を知っていても面白くなかったし、知らなくても面白くなかったという、非常に残念な結末になってしまったわけですが、ここできちんと書いておきたいのは、Twilightという作品は、原作も映画も、ターゲットは10代の女の子です。非常に悔やまれることに、私は確実に10代ではありません。以下、そんな私が思うこと。

2008年は、結構映画ウォッチャー的に、いい滑り出しの年だったのですが、おかげで後半がDownhillでした。転げ落ちていった。勢いも激しく。このままいくと、Twilightが2008年で最後に見た映画で、2008年で最低の映画になってしまう(悲劇)。なんてことだ。

監督さんと、脚本さんと、プロデューサーさんと、メイクさんと、キャスティングと、役者さんと、そこらへん一体に責任があると思う。でももはや最終的にドコをどうすればよかったのかと言い始めてしまったら、映画を最初から作り直すしかない気がする(苦笑)。良かったのは多分アクションシーンくらい。ワイヤーアクションは特に流動的で綺麗に取れている気がした。ご本人の運動神経がよかったのかな? それとも技術が進歩してるんでしょうか。ロケーションも良くて、出だしはお気に入り。

端的に言うと、この映画は情景をとても上手に撮っていたと思う。雨ばかり降らせる薄暗い空や、静けさの中に落ち葉を踏みしめる音が響き渡るような苔で覆われた森とか、Edwardの黄金の瞳とか、そういう風景として捉えられるもの、舞台を整えるのに必要な素材は物語に沿って丁寧に撮られているとおもう。しかしながら残念なことに、実際に物語が動き出してしまうと、原作に遅れまいという必死さがいやにあからさまで、かえってスピード調整を間違ってしまった感でいっぱい。本の上っ面だけを指先で撫でて、あとは映像でごまかそうって言うね。なんたって本が長いからしょうがないのは分かるんだけど、その割には映像と役者がお粗末で、完全に本末転倒。

Bella役の女優さん、私はお顔が非常に好みで、その部分ではもちろんがっかりはしなかったし、雰囲気として合っているとは思ったけど、Bella役じゃなかったら特にどうと言うこともない非常に普通の女優さんだと思った。ここが良かったとか、このシーンがダメだったということもなく。役名だけでBellaで、ひとつひとつの演技や表情に内在するはずの彼女の頭の良さや、たまに出てくる頑固さが、いかにもBella、というほどにはどうもならなかった。Edwardとの間に確かにChemistryはあったと思うけれど、肝心なのはEdwardでなければ好きになれない排他的な恋をしているところなのに、この映画のBellaは、Edwardに対して至極単純な恋をしたように見えたところ。私的にはどうも残念。一人称で書かれている原作を、モノローグをかなり抑えた脚本で映画化するというのは、やっぱり相当腕のいい監督と役者さんとが組まないと難しいんじゃないだろうか。

Edward. Oh Edward. はぁ(溜息)。
うーん。例えばね? 私、見かけに騙されてしまいやすいけれど、Brad Pittって、きちんと演技力を伴ったとてもいい男優さんだと思っていて。で、彼が一番美しかった映画って、今までもこれから先もずっとMeet Joe Black(ジョーブラックによろしく)だと思うんです。それは別に、あの頃の彼が若さに満ち溢れていてきれいだったからとか、そういう単純なことではなく、あの役が彼に綺麗で儚くて、美しくあることを要求していたから。そして彼がそれに応えて、そういうつもりでメイクをしてもらって、そういうつもりでスーツを着て、そういうつもりで演技をしているからだと思うんです。プライベートでスーツを着ていたBradがあの頃同じように美しかったかといったら、そういうことはないと思うわけ(そりゃもちろん美しかっただろうけれどもさ)。いくら自分の見てくれは変えられないと言っても、自分をどういう風に見せるかって言うのは、やっぱり演技のうちに入るわけですよ。うん。そういう意味でね、Edward役の彼は、致命的なまでに自分はただメイクをしてもらって、衣装を着て、そこに突っ立って、世紀の美青年に見えようとしている一面があったと、私は強く思うのです。身のこなしや仕草、ものの見つめ方、立ち姿、歩き方、全てのささやかな行動のあるなしにおいて、彼はEdwardとしてちょっと力量不足だった気がする。それか単純に私の好みじゃなかっただけか(笑)。声は確かに魅力的だった。魅力的だったけれども(苦笑)。

メイクさんは、やっぱりドコまで人間、肌を白くしたら面白可笑しいのかくらいは、分かっておかないとまずいと思うわけです(苦笑)。そこまで親しくない友人が、美白を求めるあまりファンデーションを塗りすぎてしまったのを、いつ突っ込んだらいいのか分からずに隣に座って俯いて下唇を噛んでいる気分。しんどい。つらい。まったくもってつらい。設定は「肌が生気を感じさせないほど白い」ということで「肌が病的なまでに白い」というのとは違うわけです。そこらへんを何か非常に間違ってしまった気がする。

大人になってしまった、現実を知ってしまった、夢を見なくなった、盲目的な恋が難しくなったという、もはや乙女じゃないよ症候群に苛まされている人は、手放しに楽しめない物語だというだけで、この映画の全てを否定するつもりはありません。私が身の程を知ればいいだけのことです(苦笑)。私が嵌りに嵌った原作だって、落ち着いて振り返ってみれば、一組の男女が胸の焦がれる恋をするだけで内容はまるでないし、そんなものを映画化して楽しいかどうかというと、胸の焦がれる恋を純粋に楽しめる人でないと、そこに喜びは見出せないわけです。だから必ずしも駄作とは言えないけれど、私の好みではなかった。

よく考えてみれば、原作を知っていて、映画を見るっていうのは、いままでことごとく拒んできた行為のような・・・。やっぱり難しいんだよね、言葉でしか表現されることのない感情を上手く表現した本が、いい本だと思うので。

パチパチする
review - movies | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0)
Mamma Mia!
言いたい放題です。

Mamma Mia
Starring: Meryl Streep, Pierce Brosnan, Amanda Seyfried, Colin Firth, Stellan Skarsgard
Directed by: Phyllida Lloyd


あー、やっちゃった。という一言で済む映画。そしてまずいことに、てへへ、と言ってごまかせないだけの、豪華なキャスティングを用意してしまった映画。逃げ場のない羞恥。とりあえず、やっちゃった映画。

あのねぇ、演技がうまいから、歌っていても演技が出来るかというと、そういう問題じゃないんです。ミュージカルは、歌と演技の上手さが同じで始めて意味を成す。歌だけうまくてもおかしいし、感情表現だけうまくてもおかしい。

おかしいんですよ。
おかしいの。

いつからMusicalを映画にするのが、こんなにリスクのない作業だと思われるようになったんでしょうか? もうちょっと頑張りが必要だと思うよ、私は。ミュージカルって突き詰めれば、嵐の櫻井さんがかつて自虐的に言ったように「感情が高ぶりすぎて歌っちゃった」という恥ずかしさで構築されていると言っても過言ではないわけです。それをいかになんでもないことのように画面に納めるのって、それはそれは大変な作業だと思う。映画やドラマというのは、非日常をいかに日常的に見せるか、と言うところに観客を繋ぎとめるポイントがあるわけで、だけどミュージカルと言ったら完全な超非日常、超。というレベルをさらに超越した「ありえなさ」でいっぱいいっぱいなのです。道端で恋人に歌を歌い始める人はいないし、昔の恋人が舞い戻ってきて焦りすぎて歌っちゃう人もいない。だけれどそれがおかしくない世界を、面白く伝えるのが、ミュージカル映画なんだと思うわけです。

もー、大失敗というか。
私はひたすらイスの上でガタガタブルブルしてました。
笑っちゃいかん、笑っちゃいかん、と思い続けて私はもう死にたかった。
大声をだしてよかったとしても、いったいなんと叫べばよかったのか。
ブロスナンがS.O.S.を歌っているとき、
私は冗談でなく泣きすぎてシャックリが出そうだった。
ストリープが断崖絶壁の上で赤いマフラーをはためかせているとき
私はもはや廃人でした。

すごい映画でした。
おかしすぎた。

得体の知れない未確認物体が、貴方のからだのくすぐったくてたまらないところを、半永久的にくすぐり続ける拷問を体験したい方は、ぜひご覧になることを強くおススメします。

しかし何があっても、良い、と思えるABBAの曲はすごいね。
それを証明するための映画だったと言えます(苦笑)。それ以外のなにものでもなかった。

パチパチする
review - movies | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0)
The Dark Knight
the dark knight
Starring: Christian Bale, Maggie Gyllenhaal, Aaron Eckhart, Heath Ledger
Directed by: Christopher Nolan


意外と、観客を選ぶ映画でした。
こういう有名ドコロって、誰が観に来てもいいように作るタイプと、知らないやつは困って死ね、という(笑)傲慢なタイプがあると思うんですが、これは確実に後者だった(笑)。舞台設定も、人物も分からずに見に行ったので、私は困って死にました。何も分からなかったぞ(笑)。Batmanてのはそもそもダレなんですか?(苦笑) Gotham Cityってのはいったい全体ドコにあるの?(笑)

これが他の映画だったら、金を無駄にしたと言い切れるんですが、それは意味のない仮定で、それはなぜならこれが他の映画だったらそもそも観に行かなかったから。

私はHeathを観に行ったのです。
きちんと良いものを見せてもらった。

失われた命は、いつまでも悲しませる。
永久に失われた光が、この映画の中にある。

結局これから先、私がこの映画をどれだけ理解できたとしても、この映画は私にとってHeathの映画で、この映画での一番の素敵ポイントは、彼が看護婦の衣装を着ていたときに色気を振りまいていた無駄にたくましい腕だったのだと、声高に語り続けると思う(笑)。

Heath. もういないHeath.
彼が描いた、もう二度と笑わないJoker.

そういう漠然とした映画。

パチパチする
review - movies | 17:04 | comments(0) | trackbacks(0)
Life As A House
life
Starring: Kevin Kline, Kristin Scott Thomas, Hayden Christensen
Directed by: Irwin Winkler
2001
邦題:海辺の家

普段はDVDで見た映画ってReviewは書かないんですが。
形にして残しておきたかったのでReviewというよりかは雑感を書きます。

自分がもうすぐ癌で死んでしまうのだと悟った主人公が
心を通わせることを拒みきった息子を拉致して
生涯かけて超えられなかった壁を
一緒に
叩き壊していく物語です。

乗り越えるのではなく壁を破壊したかった彼の怒りと
悔しさと寂しさとのない交ぜになった感情が
とてもとても胸に残りました。

もう少し息子と一緒に過ごしたい、とか
もう少し彼女に触れていたい、とか、
あの女の子を探し出して謝りたい、とか
もうちょっと笑って
もうちょっと素直になって

彼の人生を囲み続けてきた壁から開放されて
絶壁から見る景色に包まれて
彼はきっともっと愛したかった

CAのLaguna Beachというところは
私が住んでいたLong Beachから40分くらいの町で
とても綺麗なところです。
この映画を初めて見た時から
Lagunaに行くたびに
"Listening....listening"
という言葉を頭の中で繰り返しながらカリフォルニアの碧い海を見ていました。

波の音
海の音
風の匂い
街の匂い

お金持ちが住んでいて
豪邸と呼べる家がいくつも立ち並んでいる中で
青い空の下に住まう空気は
いつもいつも静かでした

なんだかとても安らかな気分になった

ひとりで何かを成し遂げられないということは
恥ずべきことではないはずです。
誰かと一緒に
その人と一緒だからできることをしたらいい。

壁が倒れていく様を見て
私は馬鹿みたいに泣きました。
死ぬ間際になってようやく彼がひとりではなくなったことが淋しかったし
なんだか人生の全てが切ないもののように思えてたまらなかった。

だけどきっと彼は嬉しかったと思うんだよ。

分かりやすく満たされる映画です。
エンドロールを見ながら
ちょっと微笑みたくなる感じ。

Dark Sideに堕ちる前のHaydenが見られます(笑)。
脆くて危なっかしくて、幼稚で、繊細で、
とても愛されたくてしょうがない感じが痛いほど伝わってきて、
これでHayden好きになりました。
"I really need to talk to Alyssa"


パチパチする
review - movies | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0)
Sex and the City
satc
Starring: Sarah Jessica Parker, Kim Cattrall, Cynthia Nixon, Kristin Davis
Directed by: Michael Patrick King

こういう類の映画はまずレビューだ何だと偉そうなことを言う前に、明言しておかないといけない事柄があると思うので、それからはじめます。

*私はSex and the Cityのドラマを見ていません*
*よって6年間の間に起こったてんやわんやの顛末を何も知りません*

単刀直入に感想を言えば、物凄く振りまわされた感でいっぱいでした。多分、感覚としては、特によく知っているというわけでもない友人のそのまた友人あたりの結婚式に呼ばれていて、段取りが悪くて色々ものごとが起こるのだけど、お気の毒にと思いながらも、正直なんでもいいから早くやることやって幸せになってくれよ、という苛立ちに似ているはず。

ストーリーの中で起こるハプニングの全てを、観客が見る前からこんなにもよく知っている映画、というのも珍しい。主役が4人いるので、確かにその全てを初っ端から把握していたのかと問われれば、そういうわけでもないのだけれど、メインの話はコトの全てがまさに時限装置のように、いつどこでだれがどうして、恐らくはきっとこういうことを言うのだろうね、というところまで非常にわかりやすくて、わかりやすいからこそスリルも安堵も特になく、最終的に、なんでこれを私は金を払ってまで2時間も見ていたのか? と自問したくなる映画。

ただね、これはSex and the CityフリークのMimiちゃんと見に行ったから分かるというのもあるけれど(彼女はSatCが好きすぎてNYに来てしまったといってもあながち過言ではない)、劇場に来ている観客の皆さんのほとんどが、ドラマが終了してしまったときに物凄く寂しい思いをして、いつかまたこの制作陣が作る終焉のその先の話を、長い長い間夢見ていたのだ、という、映画としてというよりかは、ドラマのオマケとして期待されている感を、廊下で並んで待っているときから猛烈にひしひしと感じていたので、正直私の言っている小言の全ては、完全に主旨を取り違えてしまっている人の残念な呟き程度ですらないんだろう、ということは分かっているつもり。

じゃあドラマを見ていなければ楽しめないのか? ということは決してなく、ひとつの映画として、確かにきちんとまとめられていて、恋愛ドラマとしては確かにストーリーもキャラクターも成立しているのね。だからこそドラマを見続けてきた皆さんにきちんと受け入れてもらえるのだと思うのだけど。だってこれだけ待って待って待たされ続けて、その挙句にぽしゃったりしたらそりゃ大変だよ。でもひとつの映画としてみると、要素の全てがうすーく引き伸ばされて2時間枠を埋めていた感は否めなくて。もし、4人いる主人公と花婿を、いわゆる一般の映画と同じようにもうちょっと時間をかけて観客のために掘り下げていったのなら、出来事の全てを面白く見せて、そしてちょうどいいペースで集束させることが出来たはずなんだよね。それがJennifer Hudsonが絡むストーリーラインが私にとって一番とっつきやすかった理由でもあると思うし。彼女のキャラクターが私には一番理解できたし、共感したりしてしまった。それは物語としてまずいんだけどね。完全に。ただこの仮定が全くの意味を成さないのは、そんなことしたらドラマを知ってる皆さんにとっては物凄くつまらない長すぎる導入部になってしまうからで、だって6年間も見続けてきたキャラクターを15分もかけて紹介されてもねぇ。そんなことはもう知ってるからはよ先に進んでくれやとなるでしょう、だって。

収まるべきところに収まって、非常にすがすがしい映画なんでしょう、きっと。
おしまいのおしまいとしては、きっととてもよく出来た物語だったはずです。
惜しむらくは、それがやはり万人向けに語られなかったことくらい。でもそれは正直この映画の目的だったとは思えないから、そんなことは言ってもしょうがないコトだとおもう。

ドラマを見てない人は見なくてもいいんじゃないの? という映画。
なのでD。
でも本当はきっとA+。


パチパチする
review - movies | 15:38 | comments(0) | trackbacks(0)
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